カラオケに行きたいのに鼻風邪をひきかける
も、薬と気合とビタミンＣでなんとかカラオケに支障が無い程度に無理やり回復させ、約１年ぶりにヒトカラ＠Hyper Joy WAVEをやってきた。
今回いつものカラオケ屋ではなく、シダックスに行ってきた。
「シダックス＝ファミリーや子連れママ友がわんさかのカラオケファミレス」という勝手な印象を持っていたのだが、全然そんなことはなく、17時過ぎから20時までいたのだが、この時間帯のせいかもしれないが、結構空いていた。
会員証は携帯及びネットで登録すれば無料で作れるし（店頭だと400円とられるらしい）フリータイムとドリンクバーセットにすることで、店員が飲み物を運んでくることもなく、なにより「Hyper Joy WAVEの部屋？めいっぱい空いてますよ」的な口調で案内された部屋もまさにヒトカラー向きの適度な面積の部屋で非常によかった。
困ったのはフリータイム終了２０分前位でキョクNAVI（カラオケのリモコン）の充電が切れたことか。時間が時間だけにわざわざ連絡するのもいいやと思って。
まずドリンクバーでホットを選んでティーカップとソーサの乗ったトレイを受け取り、緑茶、烏龍茶、ダージリン、アップル、アプリコットなどなど、１０種類以上あるティーバッグからまずレモン紅茶を選んで温かい茶をしばきつつ、ときめきメモリアルGirl's Side 2nd Kissの主題歌『stay』を見た。
歌うのではなく“見た”なのは、Hyper Joy WAVEのみ、この曲の映像が本当のゲームのオープニングアニメ及びゲーム画面で構成されており、これをどうしても一度見ておきたかったのだ。
まぁ、どれがどの場面でどういうイベントの時の映像なのかはわかっちゃあいるんだが、やはり本人映像と同じようなもので、無駄にテンションは上がるものだ。未見のときメモGSファンの方は押さえていただきたいところだ。
そして、ニコニコ動画中毒者としてお約束←なのか？の『ブラック★ロックシューター』を歌い、『メルト』はキーが高すぎるのでやめて、とりあえずここ１年そこらで気に入った曲をいろいろ歌ってみたが、やはり初歌いの曲が多い、かつ１年ぶりのカラオケなので、なかなか上手く歌えない。
そしてHyper Joy WAVEの採点は相変わらずの厳しさで、どんなに音程やリズムがとれていても、ビブラートやしゃくり（音から音へのなめらかな移動）といった歌の技術面を重きに捉えているらしいので、９０点台の壁がとにかく厚い、分厚い。
そんな中で、全国平均が９０点（！）というとんでもない楽曲があった。
シェリル・ノーム starring May'n 『ノーザンクロス』
アニメ『マクロスF（フロンティア）』の曲であり、作曲がパチンコきっかけでアニメソングとしては異例のヒットをとばした『創聖のアクエリオン』の菅野ようこ。
平均点９０点って……一体どんな歌の怪物共が全国にいるのかという話である。
確かこの曲を歌っているMay'nちゃんは「この娘はエラ呼吸が出来るのか？」とかなんとかアルバムのライナーノーツに書かれていた記憶が…さすが銀河の歌姫。
曲自体は格好良くてマクロスFの曲の中ではダントツで好きなのだが、やはり聴くのと歌うのとは訳が違う。８９点を取っても、全国平均以下なのだ。この曲の全国１位の得点は９９．９９９点。
「きっとアレだ、多分全部歌うと声量とかが持たないから、一番だけ全力出し切って歌って演奏停止を押しているんだ（歌の途中でも採点はしてくれる）普通に歌っていてまず９９．９９９点など出るわけが無い！」と自分への言い訳じみた考えまで浮かんだが、やっぱり１曲まるまる歌ってナンボというか、そうじゃないと楽しくないので、２時間半で５回くらいノーザンクロスを歌ってみたが、結局９０の壁を越えることは出来なかった。
途中、３回目かで「自己記録更新かも！」というテロップが流れ「よし！勝てる！！」と燃え上がったのだが、後半で失速してしまったのか、結局８９点だった時は「なんでやねん」とソファに倒れこんでイヤんなった。
そんなこんなで今回の自己最高得点はこちら。
「期待の新人歌手→路上ライブ歌手にランクが落ちた」
１年前より全国うたランキングの順位がだだ落ちして、ベストスコアが２点上がった。
自分でも全くわからないのだが、またポルノグラフィティの『サウダージ』で自己ベストを更新してしまったのだ。(１年前９０点→今回９２点）。
確かにサウダージは好きだが、CD聴きこんだ経験も無いし（テレビやなんやでよく見たり聞いたりな程度）音源すら持っていないのになあ…単純に『サウダージ』が一般的に歌うのが簡単な部類の楽曲なのか？確かに長く伸ばしてビブラートを効かす曲では無い気はするが。
次回は万全の体調でノーザンクロスに挑もう。目標平均点！
……平均点が９０点ってやっぱりおかしいって。
全国１位を取っている人は、一体どのような訓練をしているのだろうか？やっぱプロ？
- ライオン
「ノーザンクロスは素人が歌うと“歌う”というより“叫ぶ”に近くなる。とても歌っている姿は見せられない…見せるつもりも予定も無いが」