久しぶりに更新します。
読んでくださる方も僅かながらいると思うので、共感してくれたら、嬉しく思います。(ボットが大半なのに、改善の兆しが見えないのは、何故だろう)
では表題について
20年前まではパンクロック好きが、異色の存在と見なされていて、少ない情報の中で、生きる意味、社会の仕組み、システム等について自ら模索して生きている方々も少なくなかったはずで、全てを噛み砕いて理解したら、それらは失くなりゼロになるわけで、ありのままの人間は何も欲しがらず、ただ、存在するだけだと思うから。
(僕も10代の頃はお金も紙くずと思っていた)
(AKB48の曲にもあったけど、秋本康はやはり賢い、けど・・あれは本質的なパンク論又はアナーキズムをぐちゃぐちゃにクレヨンの落書きみたく書いたものなんです、そこもわざとかもしれませんが滑稽なので、どっちでも良いと言わせて下さい)
パンクスの原点はホームレスとは、いく末はホームレスと言ってもあながち間違いではないと思う。
何故なら、気付きを得る大半の人は、思春期の頃に時間をもて余して、悩みに悩んで、ふと気が付くと思うから。
そこから、突き詰めるとそうなると思います。
ベンジーが随分売れた後に気づいたように言ってたけど、僕は17歳で気が付いたわけで、凄く嫉妬した。
当時の僕は詞を書けたけど、音楽的な才能がまったくなかった。
その詞は過去と決別したい時期に思い切って全部捨てたけど、今は同じものを書けない。多分、自分で自分の才能を同時に捨ててしまいました。多分、凄い詞書いてた気がするけど、難し過ぎて、読んで理解出来る人は、パッと思い付く限り大袈裟に言えば真島昌利さん位だと思う。
天才肌の生粋のアーティストは(画家や音楽家、古くはデカダン文学まで、ただ、デカダンには、戦後の闇市で出回っていた某○○が関わっている気がしてなりませんが)
「堕落論」で有名な坂口安吾は真偽不明だが有名な話。
「堕落論」は根本的にパンクロックの主張とまったく違うように思えもしますが、突き詰めれば原点に立ち返る意味では同じく思います。随分と昔に読んだので今読み返したら解釈がまったく変わる可能性がありますが、堕落という言葉こそ、パンクロックに通じるように感じます。ドラッグやって好き勝手生きるという意味ではないです。
資本主義の墜落という意味です。
(文章が、なんだか難しくなってきました。あくまで個人的見解なので、ごめんなさい。)
スタークラブのヒカゲ氏。
僕とまったく同じ解釈だとは思っていませんが、資本主義の墜落とも受け取れる内容を歌詞に組み込みながらも、メジャーレーベルで資本に浸かっていたのは決して間違いではありません。それが彼のありのままだから。欲望は生まれながらにあるもので、それを無理に拒絶したら、パンクから派生した「CLASS」等の属するジャンルになり、はては拘りに締め付けられたアンチ主義になってしまい、若者はそれが苦しくなり、反面暴力肯定したり、自由という意味だけではパンクと同じだが、自分を追い込んだり、他人を巻き込むものは、ただの自己満足にすら思えます。
ヒカゲさんは、「恍惚のあがない」で世界地図は色分けされたまま、と歌っていたので当時の原点を忘れていないんだと久しぶりにスタークラブのアルバム聴いた時に思いました。
僕も本質は変わっていません。
ただ、生きるにはやりたくないこともしなくてはならず、気がつくと、やはり人と同じの方が楽そうに見えてしまいます。