夜、寝たのが遅いのに早く起きてしまう。私は老人か!もうずっーーとそうだ。よく寝られて「みどりさん、若い証拠」と言われていた2年前までに戻りたい。
目の前が無料の「大明湖公园」。ちょっと歩いたけど、もういいわ。今回の目的は博物館だから。朝食、チェックアウトを済ませて出発。ホテルを振り返る。いいね。低層は。
バスに乗って山東博物館へ向かう。よく見たら、左右両方にドアがあるじゃないか。道路の真ん中にもバス停があり、そこで降りる場合、右側へ渡るのに歩道橋を使わないといけない。
BRTって世界にあるのか?快速公交系统(Bus Rapid Transit)。たぶん右左折しないんでしょうね。これなら速くて便利。
郭沫若の題字。安定の上手さ。
「杨瓒造龙虎塔」。唐743年。
孝堂山石祠。これは複製なのかな。今調べたら本物は市内から車で1時間くらいの山の上にあるようだ。中国で一番古い石の家。东汉初年(1世纪左右)。実際ここに住んだのではなく、祭祀の場所だった。
一番左の小さい字は唐、開元二十三年のもの。
動画は百度百科へ。見ると面白い。
竹簡は本物が下にあったが、暗すぎて、よく見えず。
秦の始皇帝が紀元前221年に国を統一し、国内巡幸を行ったときに建碑した七刻石のうちの一つ「琅邪台刻石」(複製品)。本物は北京の国家博物館地下一階に常設で展示されている。左はそれを発見しましたよという石碑。1926年。
こっちも七刻石のうちの一つ、「泰山刻石」。刻石は二つあって、前半部が144字。つまり今でも泰山にあるほう。
泰山岱庙にある原石は、斯、臣、去、疾、昧、死、臣、請、矣、臣の10字しか見られない。写真はネットから。
山東博物館の「泰山刻石」(複製品)。
拓本も少しあって、顔真卿二点。
書道の予習として、日本で出版されている「中国文字文化の旅」(芸術新聞社)を参考にしている。そこには「甲骨文は5000片あり、一級品は1000hwんで、全国第一」などと書いてある。ほかにも見たい文物があったが、展示替えなのか、共産党の展覧会のスペースの都合で展示されていないのかわからないが、絶対これを見るべき!はなかった。
2階に「館蔵書画館展」という部屋があるのだが、閉まっていた。非常に残念。
山東省は歴史が古いから、恐竜の部屋もあった。入って、2秒で出て来た。その入口で売っていた29999元の石。こういうの買う人は博物館で買わないと思うけど。
さすが歴史が悠久。見応えある博物館だ。撮ったすべての写真をここに入れた。