週末のリマ・インストラクター養成講座の課題のひとつ。
マクロビオティックではおなじみの常備品。
からだをあたため、元気回復にもよく、風邪や花粉症など、特に鼻のぐじゅぐじゅにも良いのです。
軽くて飛んでいく花粉は強い陰性さをもっているため、身体の上の方にある鼻や目に影響を与えます。
ぐじゅぐじゅする鼻には、陰性さの強いものを陽性化させて食べるとおさまると言われています。
葱のツンとする陰性さを、火という陽性さと、みその陽性さを加えて変化させ、葱のもつ血行をよくすつ成分や、殺菌作用をからだに届けます。
鍋を熱し、油を温め、みじん切りしたひげ根を先に炒めます。
葱のひげ根は葱の中では一番陽性な部分ですが、陽極まれば、陰を引きつける。ひげ根自体も広がってい形状から、陰性さを引きつける要素を持っています。
固い部分でもありますので、先に火をかけておきます。
1mm厚の一口切りにした青い部分を先に炒めます。
一番先端の青い部分は、非常に陰性が強いので使いません。
青い部分に油が回ったら、鍋端によせて、あいたところに1mm厚の一口切りにした白い部分をいれ、青いところをかぶせるようにしながら、全体を合わせて弱火で炒めます。
大匙1~2の水を加えてフタをし、弱火で蒸し煮にします。
陰性な水を加えることにより、葱の持つ有効成分を全体に広げて火によって陽性化させます。
葱によく火が入り、色が変わってしんなりし、かさが少なくなっているのを確かめます。
葱の上に味噌をのせてフタをし、5分ほど蒸し煮にします。
味噌に水分が含まれ、味噌が少しフワっとし、色が薄くなったら、全体を混ぜて火からおろします。