管理職日本語教師の、相当深~いつぶやき。

私たちの可能性は、こんなもんじゃない。


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前回の「首都圏日本語学校 教務主任会議」に出席して思ったんですが・・・。

日本語学校の教員、職員への待遇が、業界内全体的にちょっとずつよくなってる件。

 

で、昨今のこの日本語学校乱立時代。

もしかしたら、古い慣習にとらわれていない新設校の方が、待遇がいいかもしれない、って思ったんです。

 

10年前は、残業手当も出ない、研修手当も出ないのが当たり前。

でも今は、そういう学校は「ブラック」と呼ばれ、非常勤にも専任にも残業手当が出る学校、有給休暇がつく学校が増えてきた。

 

これは前回書きました。

業界的にはいいことだけど、自分の学校のこと考えて、落ち込んだって。

 

「ヘッドハンティング」の記事でもUPしましたが、今やお金のある会社は、

教育に興味がなくても、

留学生ビジネスに興味がなくても、

人材育成に興味がなくても、

 

単なる「儲けの手段」「投資の手段」として、日本語学校を作ってます。

 

そして、当然のことながら、外側の入れ物(建物)を用意して、そこに入れる学生をどんどん海外から呼んでくる。

 

ここまではいい。

 

でも、教える教師がいない。

非常勤講師のみならず、専任講師もいない。

 

教育の質を守れる教師がいない!

 

一番手に入りにくいのは、教務主任。

だって、校長なら日本語学校未経験者でも、教育に関する仕事に5年以上従事した人なら、校長になる資格があるけど、

教務主任は、専任講師3年以上の経験がないとなれないもんね。

 

3年の専任講師経験だけで教務主任?

う~ん、ある意味怖いが、それはおいといて・・。

 

それに3年以上専任講師を経験したからって、みんな教務主任になりたいわけではない。

それはまた別。

 

重責だし、

割に合わないし、

昨今は教師不足だから、非常勤講師のほうが力強いし、

 

だったら同じ専従職員でも、専任講師のほうが気が楽。

という考えの人もいるでしょう。

 

だから、教務主任のなり手、全然足りません。

ほんとにいません。

取り合いです。

 

新規設立校の申請に教務主任として登録するのに、その学校には全然関係ない人の有資格者の知り合いの名前だけちょっと借りるとか、ちょっとズルするとか、よく聞く話です。

 

それから、教師だけじゃない。

事務がよくわかっている人もいない。

入管書類のプロ。

事務担当の方でも、入管手続きに精通している「事務局長」的なポストの人が足りない。

こういう人は、資格としては入管に講習を受けに行けばいいだけみたいだけど、書類の不備を見抜く腕と経験は、講習だけでは養われないからね。

偽造書類についてとか、

不法滞在についてとか、

本国とのお金のやり取り(送金)についてとか、

アルバイトについてとか、

出席率についてとか、

 

知らなきゃならないこと、問題なったケース、入管の動き、知っておけば得する裏ワザ・・・。

こちらも教師の私たちではわからない、知らないことを多く知っておかなければならない重要ポジション。

やはりこれは経験で培われる部分が大きい。

 

新設校にこういう「ベテラン事務」の人が、いるのといないのとでは大違いです。

書類不備で、すごい数が入管審査で不許可になったって話、聞きますもん。

 

そして、新規校のオーナーさんは、金は少々かかってもいいから、

いい待遇を用意するから、

こういった人材がほしい。

 

でも、お金だけ持ってるけど、この業界に新規参入したいオーナーさんは、こういった人材をどうやって集めたらいいかわからない。

 

コネとか、紹介とか、そういうツテがあればいいけど。

そんな都合よく転がってないよね、そんなもん。

 

結果、無料サイトに掲載して、応募してきた人を(その実力はおいといて)ぎりぎり雇うしかない。

 

だったら!

どこかの待遇悪い日本語学校から、その教務&事務をチームごと引き抜いたらどうでしょう?

 

だって、待遇悪いってことは、

残業手当なくて平気とか、

マンパワー少なくても補充せず、今いる人材から搾取してるとか、

先の夢も希望もない自転車操業してるとか、

だからクラス分けも細分化せず、違うレベルでも初級だろうが中級だろうが、とにかく一クラス15人以上という人数だけにこだわって詰め込むとか、

学生の事なんか考えず、頭数と金の計算ばかりして、学生の進学先とか卒業後の事なんかあんまり気にせず、モグらなきゃ(不法滞在しなきゃ)いいぐらいにしか考えてないとか、

 

とにかく教職員から「やりがい搾取」するブラック学校なわけでしょ?

 

それで働いている人が満足しているならともかく、普通ならそんな学校で働いている人は、何かしら不満があって、他の学校に移りたいと思っている教職員が多いかもしれない。

 

でも、教師同士は仲が良く、チームワーク良くやっている。

進路指導、進学、就職の結果を出せるだけの実力もある。

 

なのにそんなことは、今のオーナーはわかってくれない。

わかろうともしない。

関係ない。

それがどんなに大切なことか、考えない。

学生の進学先より、どうやって学生を集めて目一杯箱詰めにして、どうやって教師を安く使ってやりがい搾取するかしか考えてない。

 

留学生ビジネスをマンゴーの輸入かなんかと同じだと思っている。

 

いい教職員チームでなら、学生の素材がS級、上級でなくても、高卒でも、少々難ありでも、ゼロスタートでも、本来平均的に出せる進学結果の2段階上の結果を出せる。

国で勝ち組に入れなくて来日した留学生を、日本の、それなりに就職率の高い高等教育機関に進学させることができる。

 

でも、せっかくの教職員チームがバラバラになって、それぞれの人がそれぞればらばらに新しい学校に移って、また新たに優秀な使えるチームを作ろうとしたら、同じものを作るのに最低5年はかかる。

 

また教員本人も、新たに人間関係を築くところから始めたくない。

移った先の新しい学校がブラックだったり、

その上、教務主任が頭おかしかったりしたら、ということを考えたら、慣れた人間関係の中で仕事したいに決まってる。

 

今のチームは、お互いにもうツーカーで慣れている。

だから教務(事務)の人間関係には文句ない。

でも学校はブラック!

仕方なくチーム全体で「やりがい搾取」の犠牲になっている、と感じている教職員方々の多い学校。

 

結構あると思うんですが。

 

だったら!

校長、教務主任、専任講師、非常勤講師、事務長、アルバイトの姉ちゃんに至るまで、

 

チームごと全て、引き抜いちゃえばいい!

 

残った学校はどうするかって?

知らん。

いいんじゃないですか、淘汰されて。

 

これ、いい考えだと思うんですが。

 

今のこの新設校乱立時代だから、今だからこそ、この方法が成立する。

今のこの時期だけ!今がチャンス!

 

結論!

 

日本語学校作るのだって安くない。

どうせ高い金を投資して作るなら、学校の体裁だけ整えた張りボテでなく、中身も充実させたいい教育機関を作れ。

 

日本語学校業界は今がバブル期。

でもバブルはいつか終わる。

終わっても生き残るには、優秀な人材をそろえておいて質で勝負することが重要。

人材が豊富なら、困ったときでも新しいアイデアも湧く。

 

学校なんだから結果にコミットしろ。

でも「日本語教師なら、みんな結果ぐらい出せるだろ。」と思ったら大間違い!

結果を出したいなら、結果が出せる能力のある人間を引き抜け。

 

日本語教師だって人間。

いくら個々に実力があっても、それを活かせる学校、活かせる環境でなければ力は発揮できない。

宝の持ち腐れ。

進学指導は個人の教師が頑張るより、チームで頑張った方が数倍の力が出て成功しやすいぞ。

 

ということです!

 

ところで、どなたかブラックじゃない学校のオーナーさん、私(校長兼教務主任)含めてうちの教職員チーム丸ごと引き取って、使ってやって頂けませんか。

*東京23区に限ります。メルアドをのせたメッセージをお送りください。必ずご連絡いたします。

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