管理職日本語教師の、相当深~いつぶやき。

私たちの可能性は、こんなもんじゃない。


テーマ:

9月2日(土)初めての首都圏日本語学校教務主任会議。

 

東京の代々木 青少年オリンピックセンターで行われました。

 

これは日本語教育振興協会 維持会員校か非維持会員校かは関係なく、日本語教育の管理職にある先生方が集まって、現状を話し合う会を作ろうということで、有志の日本語学校管理職が集まって準備し、開催に至りました。

 

首都圏223校にメールで案内し、出席か欠席かお返事を頂けたのが60数校。

そして参加されたのが43校。

 

これが多いか少ないかはちょっとおいといて・・・。

 

今まではこういう会が東京で開催されたことは、あまりありませんでした。

 

日振協が主催する、新任主任研修会はありましたが、その後新任もベテランも主任がみんな集まって話をする機会は、私の記憶では東京ではなかったと思います。

 

各学校から、教務主任のみならず、副主任や校長や理事長や、各学校の教育の中心となるいろいろなお立場の方が集まりました。

 

感想。

いや~、面白かった~。

しびれた~。

 

仕事で、こんな幸せで充実した時間だと感じたのは久しぶり。

 

専任講師の研修会は、何回も出席したことがありましたが・・。

主任レベルの教師が集まって、こんなに深い話を、こんなに盛りだくさん話したのは初めて。

 

やはり、教務主任レベルが集まるので、学校を見る「深さ」も「広さ」も違う。

それぞれに理想にしていることもある。

苦労している点も、専任より「深い」ところにある。

 

だから、話を聞いてても面白さが違う。

刺激が違う。

考えさせられるポイントが違う。

 

1つのテーブルの中で話をしていても、専任の研修会みたいに、誰も意見を言わなくて、みんな「う~ん」とか考えてて、「誰か意見を・・」なんていう時間がない。

次から次から違う意見が出てきて、

その一つ一つが面白くて、

自分の考えも聞いてもらえて、

ディスカッションの1時間が短い短い。

 

すごく勉強になりました。

 

午後には「教師の心得」について、私も発表する時間を頂きましたし、それについてまたご意見や他校さんの取り組みについても知ることができましたし。

 

ほんとに楽しかった!

 

と同時に、すごく落ち込んだんです。実は。

 

今回のテーマは「就業規則」について。

各校の「就業規則」について、まず数校の事例をご紹介いただき、さらに各テーブルの小グループで、自分の学校の事例を話したり、他校の先生に質問したり。

 

すると、自分の学校のいい点も悪い点も、明確になってくる。

 

まず、昨今の教師不足。

これを解決するために、どの学校も教師の待遇をかなり考えて、改善しようとしている。

 

今や、(この会議に参加した)ほとんどの学校が、

残業手当をつけ、

(中には非常勤講師にも残業手当をつけ)、

担任手当は月1万円というところも、

更に、進路指導が必要なクラスの担任はプラス1万円、

専任も非常勤も毎年昇給ありとか、

担任は専任講師がやるとか、

教員の8割は専任講師にするとか、

専任講師だけでなく、非常勤講師にも有給休暇があり・・・、

非常勤のコマ給は、スタートが2000円、平均は2300円とか、

専任の授業担当コマ数は、8コマ(半日2日間)とか、

校長の授業担当コマ数は、ゼロだとか。

 

などなどなど。

 

10年前とは大違い。

 

確かに、法律上は、残業手当は支払わなければならないもの。

確かに、法律上は、非常勤講師にも有給休暇制度を設けなくてはならないもの。

確かに、法律上は、専任も非常勤もいったん採用されたら、まだ授業を担当していなくても、学校が時間を拘束する研修や勉強会や会議に出席した場合は、給料は支給されなければならないもの。

 

でも、今まではこういう法律があっても、この業界内ではあってないようなものでした。

 

でも今は違う。

 

今は、法律が守られる学校が、当たり前になってきたのです。

 

『もう⒑年前のように、「法律はあるけどないようなもの」ということは、通らなくなってきているんですね。』と、業界の大先輩の某日本語学校校長先生と同じグループでご一緒させていただいたときに、2人でしみじみこう話しました。

 

それは、この業界にとっては嬉しいことだけど・・・。

 

それをわかっている日本語学校がいくつあるのでしょうか。

 

おそらくこの会議に出てきている43校の学校の中には、こういう会議に積極的に出て、学べるところは学び、自校を改善していこうという、比較的前向きな先生がいらっしゃるから、参加されたのだろうと思います。

 

で、そういった学校は、何かしらそういう意識がある方が上にいらっしゃるから、他校の我々にも就業規則を堂々と見せられたり、話をしたりできるのでしょう。

 

でも、その他の学校は?

 

今回の教務主任会議、案内メールが送られてきて、「お返事を下さい」と書かれてあったにも関わらず、「不参加」のお返事をくれたのは20校だけ。

「参加」「不参加」の返事さえくれなかった学校が、首都圏に160校近くあることになりますね。

 

〇学校をよくしたいのはやまやまだけど、他にやらなくてはならないことが山積で、そこまでの余裕がない。土曜日ぐらいはゆっくり休ませてくれ。

 

〇そんな会議に出て、情報を得ても、経営者の考えは変わらないからどうすることもできない。だから参加しても無駄。

 

こんなところなんでしょうか。

 

中には、学校代表のメールアドレスに案内が送られて来ても、それを経営者が握りつぶして、こんな他校との研修や会議が開催されることを、教務主任にまで知らせてないケースもありました(以前に)。

 

「他の学校が集まる集会的なものに行くのはいかがなものか。」と暗示的に「禁止」をしている学校もあると聞いたこともあります。

 

そういうことを言う経営者の大半は「外に出て行って、変な知恵をつけられたら困る。」という考えなのでしょうか。

 

それとも・・・。

 

うちの学校には関係ない。

 

どうせ仲がいい学校が集まるだけだろう。

 

他校との意見を聞いても、何の得にもならん。

 

ちゃんと学校として営業できているから、それでいい(何かを改善する必要はない)。

 

ということなのでしょうか。

 

はぁ~。根深いですね。

 

結論!

 

教務主任なら、責任者なら、自分の学校以外の外の世界を知って覚醒しよう!

これは金だけの問題じゃない。

自分たちの仕事の地位向上のため、

やりがいある仕事をするため、

学生のためだ!

 

日本を留学大国にして、留学生の中から本当にいい人材を育てたかったら、そのためにどうしたらいいのか、自分の学校では何ができるか各論を考えよう。

 

ところで、あなたは何のために日本語教師をしているのですか?

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

yoriさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。