こんにちわ、葉子です
私、大手全国チェーンのヒーリング店で、8年働いてました。
いろんな状況が重なって、運が良いのか悪いのか、2年目から店長なんていう立場で働かせていただいていたんですけどね。
いろんな人と働きました。。。
いろんな経験をしました。。。
いい意味でも、悪い意味でも
忘れてしまって名前も思いだせないスタッフもいれば
強烈な思い出を残してやめていった忘れられないスタッフもいましたね。
そんな思い出の一つ。
「思っていたのと違うので、やめます!」
と、のたまって辞めたスタッフがいました
ある意味潔くて、決断が早くて、気持ちのいい子でしたよ。
通常であれば、やめたいって言ってきたスタッフには、一度は引き止めるんです。
こいつ使えないから やめてもいいと思ってても、理由なんかを聞きつつ、建前上、もうちょっと頑張ろうよって引き止めるんです。
でも、この子は引き止めても無駄だと感じたので、すんなり了承。
だって、自分に合わないってわかっるのに我慢して働きつづけるなんて時間の無駄ですからね…
こんな気持ちの人って絶対いると思うんですよね。
「せっかく入ったからもうちょっと頑張ろう」って我慢してたり
「いま辞めてもお金ないし…」って仕方なく働いてたり
「時給いいから、我慢するか」って思ってたり。
この業界で働いている人は、
お客様の見えるところではニコニコ感じよく、癒しの優しい雰囲気を醸出し
雑な動きはしないし、静かな品のある動作だし、小声で穏やかに喋るし、
それなりに品よく育ちのいい人っぽく見えるんです
特に大手だと、しっかりそういう接客研修を受けてますからね。
(私も、言われればそんな風にふるまえますわよ)
だから、その姿しか見たことのない人が
その姿に憧れて、自分の中でイメージを作って入社すると
前述の彼女のように、想像と現実のギャップの大きさについていけなくなります
まあ、この子はこの仕事を選んだ理由が “楽そう”だったんですねー。
話を聞いてたらわかりますよ、そんなの。
そうしたら、お前、アホか! そっかー、そしたら仕方ないねー。
と、なりますよね。まぁ、遅かれ早かれこいつは続かないなとは思ってましたけどね。
残念ですけど、苦労して研修を受け、試験に合格して入ってきたのに、そんな理由で辞めていくスタッフも少なくなかったですねー。
表向きにみえるのと違って、この業界は肉体労働なんです
お客様のためにフットバスをご用意するんですけど、これがお湯が入って重い!!
それを運んでいくんですけど、店の造りによっては一階から二階までとか。
持ち手が浅くて持ちにくい。
えぇ、私も数回、ひっくり返してその辺水浸しにしたことありますよ
これで、腰をやられて辞めていく人もいたり。
あと、自分がお客さまに入ってなくて空いてる時は、ほとんどが店頭や近くの道路にいってチラシ配り。運がよければ、そこで集客してお店に戻れる。あとは基本、チラシがなくなるか、呼ばれるまで帰れない。(だから、街でティッシュとか配ってる人みると、もらってあげちゃう)
春とか秋はいいんです。
真夏や真冬は、そりゃーもう大変。マッチ売りの少女の気持ちがわかりますよ
施術に入ったら入ったで、中腰が続くと腰は痛いし。
忙しいお店で、ショートコースが立て続けにはいったらトイレにも行けない。
結構、体を酷使する仕事なんです。
でも、なんで辞めずにやれてたかというと
好きなんですよね、この仕事が
やっぱり、一番大事な根っこの部分がココ。
それと、お客様に言われる「あいがとう」や「気持ちよかったー」が嬉しくて、また頑張れるんです。
だから、マッサージを受けた時は必ずウソでも「気持ちよかったです」って言うようにしてます
まだまだ、裏話あるから
ちょいちょい書いていこうかなーと思ってます
今日もこのブログに遊びに来てくれてありがとうございました
次のブログまで、皆様が素敵な時間を過ごせますように
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