昨日のハッピーなパーティーから一夜明け、
今日は私が長年通う溝口恵美子氏の門下生による発表会でした。
この発表会にでるのはもぅ何度目だろ。。。
本当に誰もが緊張してここに立つ。
JAZZライブを何度もこなしてるアーティストでさえ。
昨年、毎年行われだしてから私は初めてこの発表会を欠席した。
そして一観客として聞いては、ただただ泣く事しかできなかった事を鮮明に覚えている。
悔しさや、切なさや、苦しさ。。。
色んなもんが込み上げていたあの日、
泣きじゃくる私を抱きしめながら先生に来年は絶対でような、と言われた事。
頷く事しかできなかったが、絶対に、と誓った約束など
様々な事を思い出しながら今日を迎えた。
バックで演奏して頂く方々はもちろんプロ。
ビアノ:安次嶺 悟
ベース:三原 修
ドラム:光田 臣
彼らと同じステージに立つ事、出演者皆のレベルが高い事など、、、ほとんどの生徒が緊張せずにはいられず、声を震わせながらリハをしていた。
生徒もかわいい子供から主婦からダンディーな叔父様からセミプロまでほんと様々。
そんな中、私がなぜかオオトリ。。。
緊張ははんぱなく、声もおもうよにだせないまま。。
本番を迎えた
ステージ裏で、歌詞がとばないように何度も口ずさんだ。
でも浮かんでくるのは数回しかない貴重なレッスンだったのに毎回泣いた事ばかりで、、、
毎回同じ歌詞の部分で、込み上げてくる何かのせいでその先が歌えなかった記憶ばかりが浮かんでた。
この曲があまりにもリンクしすぎてたから。
"hanging on a hope but I'm alright"
「希望にすがりついてるだけの私 でも 私は大丈夫」
MCは生徒から生徒へとで行うのだが、
気持ちが落ち着かないままマイクを握った私は
多くを語れやしなかった。
皆一様にしていた曲の説明すら、、、
語ると何かがこぼれそうだった
"hanging on a hope but I'm alright"
「希望にすがりついてるだけの私 でも 私は大丈夫」
ただただ必至だった。
歌いきる、ただそれだけに。
どんな風に歌ったのかすらわからず
歌い終って裏に戻った瞬間崩れるように泣いた。
やっぱりオオトリをつとめるような歌なんかじゃなかった。。。昔のよには歌えなかった。
ただ、今の精一杯の自分の中を吐き出しただけだった。
歌いきる事
それが自分自身にとって今1番必要な事で、人に何かを伝える事よりも自分のためにうたう
それだけしか出来ないとわかってたのに
それでもやっぱり悔しさと不甲斐なさと恥ずかしさでいっぱいで
涙は止まらなかった。
先生との約束を果たせた事
誰かのためにうたう程の余裕はどこにもなかったけど、自分の中の何かを思いながらうたえた事に半分清々しさがそこにありつつもそれを認める事は出来ないでいた。
会が終って、出演者の数名が声をかけてくれた。
感動したとゆってくれた。
何がどうなってそう思ってくれたなんかわかるわけはなかったけど
すごく救われた。
そして先生がゆってくれた。
辛く苦しかった時間かもしれんけど、その分うたに響いとった
うたはそうやって変わっていくんやってほんまにわかったわ
間違いなくうたが変わってた
自分の不甲斐ない部分が少し色づいた瞬間だった。
その安堵からまた涙が溢れた
うたをやめるなとゆってくれた恩師に今心から感謝する。
"hanging on a hope but I'm alright"
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