町 | YU-KO♪Rainbow blog ーfrom KOBE⚓︎ー
昨日こんな光景が数時間。





何してると思います?


これねYU-KOが大好きな町、岡本でね一昨日の晩に誰かがスプレーでペイントしてたみたいでね、
そのインクが地面とかに染み付いてたみたい。。。

それで、町のお掃除やさんが炎天下の中ゴシゴシやってたんだ。



ストリートアーティストにとっては町の全てがスクリーンのようなものなのかもしれない。
それもわかる、気がする。
でも町には町でYU-KOのお父さんのように町の雰囲気を作り出すプロデューサーがいるわけでその人からすると悲しいと思う。

昨日、ストークの壁には素敵な絵が飾られていた。
アクリル板に描かれた涼しげな金魚の絵は心まで穏やかに涼しささえ与えた。
本当に心地よい絵だった。

その女の子と話してたらこういっていた。
「きっと、書くところが彼らにとってはそこしかなかったんでしょう。アンダーグラウンドでやることはなかなか厳しい現実がありますから・・・でも、そのおじさんはその仕事があったかあらお金がもらえたわけでしょ?」



結局は与えられたチャンスや場所で結果を出せば小さな一歩でも上がれるわけで、結果が伴わなければ何もかわらない同じ日々がくる。

どんなに素敵なアートでも汚す結果になるならば、認めてはくれないのか
それとも汚したのは事実であっても、素敵な絵ならば認めてもらえるのか


わからなくなってきた


おじさんのあの姿がいたたまれなくて、書いた人にすごい苛立ちを感じたはずだったが、
おじさんはお金がもらえて幸せやったんかな
そう思うとわからなくなった


先日までYU-KOは感情という人間が持つ感覚はとても素晴らしいモノだと思っていた
だけどそれはただのエゴなのかとおもった

私は少なくともエゴの塊だったのかもしれない

いやな思いをさせてしまった事にどうしようもなくなって始めて気づく
何年も自分と一緒にいるのに
何年たっても同じだったのかな
誰かを本当に心から笑顔にしてあげれた事なんてあったのだろうか
喜びを与えてあげれた事があったのだろうか
どうしようもなく自分がいやになった



巻き戻せない時間
過ぎ去った過去にただ後悔だけが押し寄せて
枯れ果てた涙は孵らない思いだけ残して
煙のように消えていった



おじさんはどんな気持ちで何時間もインクを見ていたんだろう