介護の試験の時に
片麻痺想定の服を着せられずに
不合格だった次男ですが
なんとか介護の仕事を
頑張っています。
やっぱり着脱はとても苦手で
利用者さんのトイレ介助も
失敗してばかりのようです。
落ち込むことが多いですが
1番無理なのは
利用者さんが亡くなること。
顔を合わせたことがなくても
同じ施設内で亡くなれば
誰よりもダメージがすごいです。
それでも頑張っています。
優しすぎる次男には
介護の仕事はむかなかった。
力もあるし、体も丈夫。
なにより優しさは誰にも負けない。
その優しさが過ぎると
問題ありなのだと
改めて勉強になりました。
認知症の方々なので
あまり作業的なことが出来ないのか
カラオケを流して
皆で合唱することがあるようです。
歌は色んな意味で共通ですよね。
カラオケは得意な次男。
「お兄さん、何か歌って!」
と、リクエストされて
スタッフさん達にものせられて笑
「マツケンサンバ」
を歌ったそうです。
90代の方も多いなか、
若者の流行りの歌を歌ったのかと思えば
ベストな選曲。
次男は本当にすごいわ。
そして一緒に楽しめる次男の特技で
ものすごく盛り上がり
以前作ったというポンポンまで持ち出して
大盛り上がりだったそうです。
これが本当に次男のすごいところ
すごい力です。
次男自身がナチュラルに
やってしまうところもまたすごい。
「もっと歌って!」
「また歌ってね!」
「楽しかった!」
利用者さんからも
スタッフさんからも
皆から声をかけられて
次男も嬉しかったようです。
職場の皆さんの雰囲気も良くて
とても可愛がってもらって
大事にしてもらって
とにかくありがたいです。
