昨今話題のMMTについて、「論座」に論考「MMT(現代貨幣理論)なんてあり得ない!( https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019051500003.html )」を書きました。
 この論考の、1.~5.の帰結から「赤字国債を全額中央銀行が買い受ける(つまり国が直接お金を刷る)なら、インフレが起こるまでの間は、財政赤字によって民間の貯蓄が増え、通貨供給量が増え、金利は上がらない。」という、ずいぶんお得な事が起こるのですが、あるところを超えるとインフレが起こります。これは直感的には少々分かり難いので、以下ちょっとしたモデルで説明してみます。
上記論考と合わせてご一読いただけると幸いです。