明るく照らして下さい。
~ シャンデリア ~
ロンドンタクシーに乗せて頂き、
大はしゃぎだった先日の家具選び。
ついついマントルピースやソファーなどの
大物家具ばかりに夢中になりますが、
実はインテリアコーディネートの中で
照明は重要なアイテム。
気を引き締めて
鎌倉アンティークスさんを再訪しました。
土橋オーナーの
アンティーク講座で、猛勉強致しました。
好きな家具を選んで並べるだけなら
誰でも出来る。
それをただ綺麗な部屋でなく、
British madeのサロンとして完成させるには
照明テクニックを駆使して
奥行と高さを演出することが重要と。
こちらは鎌倉アンティークスギャラリー。
素敵ですよね。
初めて伺いました時に
土橋オーナーが
暗闇を歩いていた私を
これ以上迷わないようにと
やさしい灯りで導いて下さいました。
ノアの箱舟のガーネットみたいですね。( ´艸`)
ここで、シャンデリアについて
Chandelierは
ラテン語のCandere
「輝く・白く光る」から来ていて
キャンドルも同じ語源とか。
因みに神戸のサロンの屋号
Drawing Room GlanzのGlanzは
ドイツ語で輝きです。
ますます、灯りにこだわらなくては!
シャンデリアはもともと
教会や修道院でつかわれて
十字架型の木の上に
ローソクを立ててロープでつるしたもの。
こちらは世界一と言われる
トルコ・イスタンブールにある
ドルマバフチェ宮殿のシャンデリア。
初めて訪れた時、
ベルサイユ宮殿より素晴らしいと思ったものです。
電球の数は750個!
大きさや重さだけなら上もあるようですが、
この貫禄を上回るものはないと思います。
ホテルロビーコーディネートで私のベストワンは
ウィーン、ホテル・ザッハーの赤の部屋。
優雅にマダムの気分に浸ることが出来ました。
日本での代表的なシャンデリアは
迎賓館赤坂離宮、羽衣の間のもの。
こちらの
https://ameblo.jp/yonaopin1964/entry-12355813031.html
「マダムの修学旅行」編で紹介していまーす。
神戸のサロンでも
土橋オーナー直伝の
インテリアコーディネートについて
旅情たっぷりにお話したいです。
さてさて、サロンの為に
土橋オーナーが選んで下さったのがこちら。
いずれもキャンドルタイプの
真鍮製シャンデリア。
経年変化した真鍮の色が
アンティーク感を増しています。
こちらにフロアーランプなどの
異なる光と影を重ねていくのだそうです。
いよいよ、今月末より
神戸のサロンで
土橋オーナーのコーディネートが
スタートします。
皆さまにゆっくりとファーストクラスの
心地よさを味わって頂けるサロンが
出来ればと思います。
賜りました励ましの灯りに
ひとつひとつ感謝しながら重ねて参ります。
今後ともお導き、よろしくお願い申し上げます。
ロンドン、Goring Hotelにて。
カメラの向こうの殿も喜んでいます。