赤ちゃんの夜泣き対策の王道、ここにあり! -233ページ目

夜泣きに悩むママに伝えたいこと


こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。


ここ3日間、立て続けに講座やセミナーに参加しており、それぞれに感じることがいっぱいで、伝えたいこともいっぱい!!!!!です^^;


今の感動は今のうちにお伝えした方がいいと思いますので、今日行ってきた講座のお話をお伝えします。


今日は、赤坂で開催された原田綾子さんの「勇気づけの子育てミニ講座」 に参加してきました^^

「勇気づけの子育て」

このフレーズ、聞いただけでワクワクしますよね★

以前から綾子さんのブログは拝見していて、講座もいいに違いないことは確信していましたが、予想以上にワンダフルな2時間でした!!!


講座全体の内容をここに記載するのは、難しいので(私の文章力的に^^;)、夜泣きにからめて、私が感じたことをお伝えしたいと思います。


「注目した行動がどんどん増えていく」(心理学用語で、「強化」と言います)

これは、子どもの問題行動に関わらず、夜泣きでも一緒。

夜泣きに悩みだすと、「夜泣き」や「夜泣きの改善策」にしか目がいかず、いま自分の目の前にいる赤ちゃんの様子を見れなくなっていることが、よくあります。

私は夜泣きの改善に、以下の3つのポイントをお伝えしています。

 ①生活リズムを整える
 ②寝かしつけのやり方を見直す
 ③赤ちゃんとお母さんの心を感じる


①と②で、ある程度良くなって、ママの体と心に少しでも余裕ができたら、「夜泣き」ではなく、「赤ちゃん自身」「自分自身」の心の動きや、関係性に目を向けていってほしいなと思って、③をお伝えしています。


それは、自分自身の経験から。

うちの子は、生後6ヵ月から1歳までの半年間、ひどい夜泣きが続き、私は病院にはかからなかったけど、明らかに育児ノイローゼの状態でした。

1歳で、劇的に夜泣きが改善し(その経緯はまた後日)、喜んだのもつかの間・・・

1歳の我が子を冷静に見られるようになって気づいたことは、「うちの子、声を出さない・・・」「笑わない・・・」「泣いた時に、自分のところに寄ってこない・・・」ということ。


そこから親子関係を修復するのは、とても大変な道のりでした。


夜泣きは、治ってしまえばそれでいいのではなく、それからの赤ちゃんとの関係も含めて考えるいいきっかけになります。
赤ちゃんが、あなたに学びのきっかけを与えてくれているんです。


私は理系人間。

どうしても、1+1=2 のように、「やり方」や「結果」「正解」に目が行きがち。


育児は、そんな単純な世界ではありません。

「勇気づけの心理学」を学ぶことは、親子関係にいい影響を与えることは確実です。私も、これから綾子さんの教材で、体感します^^
(綾子さんは、自宅でもできる勇気づけの教材 をつくっていらっしゃいます★)


心理学も色々あるそうで、私が「勇気づけ」がいいなと思ったのは、「責められない」から。
できない自分を責めるられることなければ、過去の自分の行動を責められることもない。


「あなたはあなたのままで、100点満点」
「今、ここから、未来を見る」


綾子さんの語り口調は、本当にママに優しい♪

子どものために頑張って・・・というのではなく、自分のため、自分の幸せのために学んでほしい内容です★
たくさんのキラキラおこぼれで、子どももパパも幸せになります^^


夜泣きに関連して、綾子さんがステキな記事 を書かれています。
是非やってみたい内容ですよ♪


私は、これから医学的・保育学的な立場で、大学院で夜泣きの研究を始めます。

小児の睡眠は、医学的な体の反応も大事だし、心の問題も大事。
研究者は、自分のやり方だけに目が行きがちです。私だと、生活リズムや寝かしつけ。でも、もっと大きな視野で物事の本質を見ていく必要があると思います。


子どもの全体を見ることが大切。
だってみんなそれぞれ異なる、心のある「人」なんだから。


そんな内容で、睡眠医学的な視点からも、心理学的な視点からも、ママの視点からも、色んな立場で夜泣きのことをお伝えできたらなと考えています。


私の専門の睡眠以外のことでも、夜泣きに役立つ内容は、どんどんご紹介していきたいと思います。

『夜泣きの原因探し、犯人探しではなく』 ← これ大事!!
よりよい未来に向けての一助にしていただけたら嬉しいです^^


夜泣きの師匠に会えました!!


こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。


昨日は、私にとって、本当に記念すべき日!!

昨日は、「子どもの早起きをすすめる会 」の早起きコーディネイター養成講座が、和洋女子大学 で開催されました。それに参加してきたんです^^

我が子の夜泣きに悩んでから、夜泣きについて本当に色々と勉強してきました。
誰かが手取り足取り教えてくれるわけではない中で、神山潤先生(東京ベイ・医療センター:小児科医)の著書と論文は、私の考えをまとめる拠り所になっていました。


そんな、夜泣きの師匠でもある、神山(こうやま)先生が、昨日の講座では講師をされていて、少人数だったので、なんと一緒にお写真まで撮っていただきました^^

赤ちゃんの夜泣き対策の王道、ここにあり!


生活リズムを整えたら、夜泣きは治る!!
という、自分の経験と思い込みだけで、夜泣き専門保育士の活動を始めました。

そして、実践と勉強を重ねる中で、「生活リズム+寝かしつけの見直し+赤ちゃんとママの心を感じる」という流れで、夜泣きはかなりよくなることを、実感するにいたりました。

そして、4月からは、とうとう大学院生になります。


もともとは理学療法士(リハビリの仕事)をしていたので、とっても畑違いの、保育と睡眠の世界に入っていきます。
夜泣きは改善するんだ!!ということを、たくさんのママ達に知ってもらいたい思いで、ここまできました。
きっとこれからが、もっと大変な研究の道ですが・・・

神山先生!!私は独学で夜泣きの勉強を始めたときから、勝手に「師匠」と呼ばせていただいていました!!^^;
神山先生と意見を交わせるぐらい、成長していきたいと思っています!!


夜泣きに悩むママさん、神山先生のサイト は、必見ですよ★


昨日は、たくさんの学びと、出会いがありました!!

すごい方がコーヒーを配っていたり(鈴木みゆき先生)、司会の方もすんばらしい方(星野恭子先生)で、研究を志すものにとっては、嵐のコンサートに来ているようでした^^


北海道教育庁からは、社会教育主事の藤田泰昭先生がお話をされ、これがまたおもしろい!!
社会教育なんちゃら・・・って、勝手にかた~いお話を予想していましたが、とても気さくな方で、お話も楽しくて、エンターテイメントのように楽しめました!!


そしてもうひと方、絶対にご紹介したいのが、カムジー先生 !!
名前だけでおわかりのとおり、とても楽しいリズム遊びの先生です♪いつかイベントに参加したいわ~♪
「笑顔循環型社会を創ろう」と活動されています。ホームページだけでもその楽しさが伝わってきますよ^^


昨日学んだことで、夜泣き改善に役立つ内容は、また後日ブログに掲載させていただきますね♪

今日は、私の師匠に会えた喜び報告だけで失礼します^^


赤ちゃんの夜泣きは何歳から始まるの?


こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。


うちの子は、今まで横浜保育室(認証保育園)に通っていたので、3歳までで卒園を迎えます。

横浜市は、待機児童ワースト1位。
ドキドキしていましたが、無事、一番行きたかった保育園に行けることが決まり、昨日は説明会に行ってきました。

娘を不安にさせないように、「楽しみだね~」「おもしろそうだね~」と、ワクワクさせるような言葉がけをするように気をつけていましたが・・・

寝る前、布団の中でグズグズ言い出し、色々話を聞いていくと、どうやらやっぱり新しい保育園のことが不安で心配でならないみたい。


ひとしきりグズグズ言ったら、スッキリしたようで、すんなり寝てくれました^^

マイナスなこと(本来、感情にマイナスもプラスもないのだけど)を言わずに封じ込めるより、しっかり気持ちに向き合って、共感してあげるほうがいいんだなぁと感じた、昨晩でした。


さて、本題。


赤ちゃんの夜泣きは、何歳から始まるのでしょうか?
うちの子は、まだ生後1ヶ月だから、「夜泣き」ではないですよね?

というご質問を時々受けます。


昔の文献を見ると、赤ちゃんの夜泣きは「生後6ヵ月頃から始まり・・・」と書かれているものが多いです。
今は、「生後3.4ヶ月から始まり・・・」と書かれているものも、多く見受けられます。

実際、アンケートを送っていただいて拝見すると、「新生児の頃からあまり寝てくれない」とか、「生まれてすぐから2時間以上連続して寝てくれたことがない」ということがちょくちょく書いてあります。


離乳食が安定するまでは、夜間授乳が必要なことが多いので、夜中に赤ちゃんが起きて泣くのは当然です。

でも、新生児にしても、それはちょっと多いのでは?と思う事例もあります。


基本的に、夜泣きは定義がしっかり決まっているものではなく、「夜中に赤ちゃんが泣くことで、授乳やオムツ交換などで泣き止むものや病気の場合を除く」といった認識がある程度です。


なので、一般的に言われている「生後3,4ヵ月~」というのよりも早い段階でも、理由がわからず、ママが悩まされているようなら、それは夜泣きと言っていいと思います。


なので、赤ちゃんの夜泣きは、何歳からでも始まるということなんですね^^


昔と今とで、なぜ夜泣きの始まりに違いがでてきたのかも、気になるところです。これには深~い理由がありますが、長くなるので、また今度^^