天気が良ければ晴れだろう

テーマ:
「ボーイズ芸」というジャンルがあります。

まあ、どこまでをボーイズ芸と呼んでいいのか、線引きが難しいのですが。

基本的には、複数の芸人さんのユニットで、楽器を使います。

東京では、東京ボーイズや、玉川カルテット、灘康次とモダンカンカンなど、若いところで言うと、ワハハ本舗の、ポカスカジャン。
大阪には、横山ホットブラザーズがいますね。

じゃあ、かしまし娘や、フラワーショウといった、女性のユニットは「ガールズ芸」と呼ぶのかというと、やはり、敢えて分類するなら、ボーイズ芸なんでしょうね。

じゃあ、二人組のさがみ三太良太さんは?

線引き、難しいです。
大阪では、全部まとめて「音曲漫才」としていますか。

今日、NHKの公開放送のチケットが手に入ったと連絡を受けたのですが、
歯医者やら、そのあとの仕事やらで、お断りしました。

時間的には、なんとかなったんですけどね。

万難を排して、行くべきでした。

東京ボーイズが出ていたんです。

リーダーの旭五郎さんが、一昨年に亡くなってから、東京ボーイズを見る機会がなかったんですね。

二人の東京ボーイズが、今どういうネタをやっているのか、見たかった。

♪天気が良ければ晴れだろう
天気が悪けりゃ雨だろう
雨が降ろうと 風が吹こうと(東京ボーイズ)
朗らかに~

「謎かけ小唄」は、今もやってらっしゃるのでしょうか。

文字だけでは伝わりにくいので、YOUTUBEでご覧いただきたいのですが、
話題の人で、謎かけを歌に乗せてやるのが、東京ボーイズの、持ちネタです。

♪谷澤恵里香という人を
(謎かけ問答で解くならば)
浜口京子と解きまする

父が出過ぎて目立ってる

例えばこんな感じです。

演芸らしい演芸で、決して今のテレビが求めているものではないんですが、だからこそ、こういう芸は、大事にしたいものですね。

♪天気が良ければ晴れだろう
天気か悪けりゃ雨だろう
雨が降ろうと 風が吹こうと(東京ボーイズ)
さようなら~
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父と子

テーマ:
林家いっ平さんが、偉大なる父の名跡「三平」を継ぎました。
おめでとうございます。

と同時に、大変な重荷を背負ったものだと、心中察するに余りありますね。

兄は、祖父の名跡、「正蔵」を継ぎましたね。

本来なら、前の三平さんが、継ぐ名跡でありましたが、八代目は、のちの彦六師匠が、「名跡を借り受ける」という形で、名乗りました。

このことについては、いろいろな説があります。

前の三平さんが、若くして亡くなった時に、正蔵を返して、彦六を名乗りました。

父の名跡を継ぐといえば、林家木久蔵さんは、特殊な例でしたね。

笑点でお馴染みの、木久蔵さんは、現役のうちに、息子に継がせて、自分は木久扇(きくおう)を名乗ったのです。

落語界二人目の人間国宝、桂米朝師匠の子は、ずっと「小米朝」を名乗っていました。
ゆくゆくは、米朝を継ぐものと思っておりましたら、父を飛び越えて、父の師匠の名跡「米團治(よねだんじ)」になっちゃいました(笑)

ちなみに、米朝の子だから、小米朝という名前を作ったわけではありません。
初代の小米朝は、あの、月亭可朝さんです(笑)

そういえば、以前、ある人とお話をしておりましたら、松本幸四郎さんが、歌舞伎役者だということをご存知なくて、びっくりしたことがあります。

松本幸四郎は、本名ではありません。
本名は、藤間昭暁さんです。
松たか子さんは、ご結婚される前は、藤間隆子さんでした。

松本幸四郎さんの父は、松本幸四郎さん。その父も、松本幸四郎さんでした。
わかりづらいですか(笑)

今の幸四郎さんの父は、幸四郎の後に、初代松本白鸚を名乗りましたから、ゆくゆくは、白鸚を名乗ることになるかもしれません。

今の幸四郎さんが、幸四郎を名乗る前は、何という名前だったと思います?

カンのいい方は、もしかしてと思われるかもしれません。

そう、市川染五郎だったんです。
今の幸四郎さんの父も、幸四郎の前は、染五郎でした。
その父は、幸四郎の、前の前に、染五郎でした。明治中期に、活躍された役者さんです。

だから、後10年もしたら、今の染五郎さんは、松本幸四郎になり、今の幸四郎さんは、おそらく松本白鸚になるはずです。

なんか、凄い世界ですね。

「花の咲くころ」という名曲がありますが、この曲の、作詞作曲をし、歌った「市川染五郎」さんは、今の幸四郎さんです。
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