マレーシア・ジョホールバルで海外起業家に転身し、家族でハッピーライフを実現するまでのよもやまブログ

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マレーシア・ジョホールバルで海外起業家となり、はや5年マレーシアにて移住生活をエンジョイしています。そんあ日々の学びや気づきをわかりやすくお伝えするプログです。

ジョホールバルより、こんにちは。

 

年末年始に向けて書きたかったことをまとめています。『今年のネタは、今年のうちに』ですね笑

 

今年、一般社団法人海外不動産協会が設立されましたね。

参加されている会社のお名前や担当者の方々は私も知っている方もいらっしゃるので、今後の活動や取り組みが楽しみではあります。この協会に対する私のスタンスは「ひとまず様子見」ですかね。どちらかというと販売を一生懸命な会社さんが多い印象ではあります。

 

こんな動きもあるなか、自分自身がこの5年間も海外不動産界隈でビジネスしている感想をまとめたいと思います。

 

私自身がなぜ、海外不動産界隈に関わりを持ったかといえば、「人生のいたずら」としか表現できない経緯があったわけです(このブログをお読みの方であれば、ご存知と思いますが汗)。

もともと日本ではIT業界に身を置き、いろいろな企業の業務分析やシステム構築などを手がけていたわけですから、不動産に関しては素人同然でした。

個人的に、日本の不動産をいくつか所有していたり、海外不動産を所有していたりはしましたが、そのぐらいで、そんなに興味がある業界ではなかったわけです。正直、「楽してキャッシュになるならよいかな」というノリで不動産を買っていたわけで、苦労してビジネスにしようとは思っていなかったのです。

 

ところが、突然目の前に、困っているお客様がたくさんいて、現地で働く社員もいる状況に置かれ、「なんとかこの会社を立て直さないと」という思いから、海外不動産界隈にどっぷり浸かることになったわけです。

そのような背景でもあるので、海外不動産界隈に対しては、一定の距離感を保ちつつ、とはいえ、お客様にはよいサービス提供ができるように自分なりに努力してきた5年間ではありました。

 

努力はしてきましたが、不幸にも私の存在が証明するように、海外不動産界隈には『参入障壁がなく、始めようと思えば誰でも始められるビジネス』であるところが、健全に成長しにくい最大の要因かなと思います。

それゆえ、

・販売したはいいがその後のフォローを全くしない人

・販売だけして計画的にいなくなる人

・販売だけしてあとのフォローは現地の不動産会社に丸投げの人

・たまたま売れてしまってそのまま現地に居ついている人

などなど、いろいろなケースの人たちを見かけます。海外不動産(ASEANは特に)でビジネスしようとしている人というのは、「日本人が日本人を騙す世界」の色合いが強い業界です。そんな中でも「日本人的な倫理観・道徳観」を備えている人は、それぞれの境遇のなかで努力している人もいるのが実際です。

 

結局、どんな業種業態でもそうですが、「人の問題」に行き着くんだと思います。その人がどんな倫理観、道徳観でビジネスしているかどうか、で人を見極められる力が、海外不動産を購入されようとする方には必要になってきます。

正しい倫理観、道徳観でビジネスしていても、失敗することもあればミスすることもあります。それを持って「日本人を騙す人」と評してしまうのも勿体無いですし、日本人のぬいぐるみを着た生き物のようなどうしようもない人も、一見は普通の日本人だったりするので、本当に判断は難しいです。

 

なので、会社の規模や社員の定着率、コンプライアンス状況などから、どの会社がまともそうか、あるいは怪しい会社かを見極めていく必要があります。

海外で現地社員のいない&少ないビジネスしかしていないなら、「日本に帰れば」と思いますし、社員がいてもしっかり定着しているかどうかでその会社の経営が社員に親切かどうかになりますし、コンプライアンスをしっかり意識しているかどうかなども大切だと思います。

 

会社は代表の人間性の鏡だと思いますし、道徳観の低い人がいる会社は、なんから問題を持っているものですしね。私自身もこの5年間は自分の考えを揺さぶられる事象に遭遇することも多く、自分自身日々鍛えられている状況ではあります。そうした事象にバカにならないように(慣れてしまわないいように)、倫理観・道徳観をしっかりと身につけて、日々の業務に取り組んでいきたいと思っております。

 

そんな人が一人でも増えていけば、海外不動産界隈ももう少し健全な業界になっていくかなと思っていますし、今の自分にできる健全化策はこうしたところに行きつくかなと。

 


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ジョホールバルより、こんにちは。

 

税制改正特集3つめのブログです。

 

1)所得申告のペナルティ軽減

2)観光税の導入

3)砂糖税の導入

 

1)所得申告のペナルティ軽減

 

マレーシアで所得を得た外国人は、マレーシアで所得を申告し、必要な所得税を支払う必要がありますね。そんななかで、いままで所得を申告していない方が一定期間内に申告をすれば、ペナルティを若干多めに見る政策を実施するそうです。

マレーシアの不動産を所有されて、所得を得ている方も対象になりますので、この際に申告されることをお勧めいたします。最悪300%の所得税を納めないといけないということですので、注意しましょう!

 

 

2)出国税の導入

 

マレーシアでは、ホテルに宿泊する際に外国人ですとRM10の宿泊税を支払うことになっています。今回の出国税は、国内旅行を推奨する目的で、マレーシアから海外に出国する全旅行者から納税してもらう形になります。行き先がアセアンの場合はRM20で、それ以外のエリアはRM40になるとのことです。

 

 

3)砂糖税の導入

 

私の住むジョホールバルは、砂糖のプランテーションで街が成長してきたエリアで、地元の皆さんは甘い飲み物が大好きです。そのため、糖尿病にかかる方も多いということから、砂糖税の導入が検討されています。

こちらは砂糖が入っている飲み物に対しての税金になりますが、1リットルあたりRM0.4ということですから、それほど税負担は感じなくて済みそうですね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

私見で、日本の皆様にも興味を持ってもらえそうなポイントをピックアップしてみました。

それにしても、今回の税制改正では、マレーシアの方々の反応がとてもポジティブだったことが印象的でした。

発表された日には、いろいろな方から、こんな方向性だよというニュースを共有してもらいました。

内容を見れば、政府が真剣にマレーシア国を良くしていこう、前政権の膿を出し切ろうとしている内容であると感じられるので、皆さん応援したくなったのでしょうね。

 

それから、マレーシアは先進国に向けて、OECD加盟国に求められるコンプライアンス準拠などへも積極的に動いている印象です。今後もいろいろな制度変更などあるかもしれませんが、そのあたりも追ってフォローしていければと思っております。

 

 


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ジョホールバルより、こんにちは。

 

さて、2019年マレーシア税制改正の第2弾です。

今回のブログでは、「レーシアの法人の改正ポイントをまとめてみます。

 

1)法人税の17%への減税

2)ラブアン法人のRM20,000納税の廃止

3)ラブアン法人のマレーシア企業との取引

 

 

1)法人税の17%への減税

 

日本の法人税は、ここ数年30%弱ぐらいを推移していますね。マレーシアでは日本の法人税に比べると半分程度の18%というのが2018年の税率でした。この税率を2019年には1%下げて、17%にするという免税案が出されています。

 

日本の企業の支社などでは24%のままですが、私のような中小企業は17%の恩恵をあやかれそうですね。

 

 

 

2)ラブアン法人のRM20,000課税上限の廃止

 

マレーシアには、タックスヘイブンのエリアであるラブアン島が存在し、その島で法人を設立するといままでは、年間の法人税をRM20,000を納めるか、3%を納めるかを選択可能でした。それを2019年からはRM20,000の課税上限をなくす方向のようです。

 

現地の方の意見では、ラブアン国際金融ビジネスセンターの正式発表を待たないと正式決定かわからないというお話もありましたが、実際に現地に行って確認したところでは、この課税上限をなくす話は本当に実現するようですね。

 

現在、マレーシアはOECD加盟国としてのルール遵守状況をチェックしており、ルールに抵触する内容については、改善していく方向です。

そのなかに、このラブアンの税制改革が含まれている模様です。

 

 

3)ラブアン法人のマレーシア企業との取引

 

こちらの変更は、まだまだ正確な情報を得られておりません。一説には、業種を決めて、その業種であればマレーシア間の取引も可能にする方向ではないかという憶測が流れている状況です。

 

いままでは、ラブアン法人はあくまで外国企業との取引のみという制限があったのですが、マレーシア企業との取引を許可すると、マレーシア企業の多くは、ラブアン法人にしたほうが法人税のメリットは享受しやすくなります。

そのため、すべての業種への適用は難しいだろうという噂ではありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

 

 

最近、ラブアン法人の設立ニーズは高まっておりますが、これらの制度によりしっかりとした法人運営が求められてきそうですので、そのあたりも考慮の上で法人設立などを進めるのが良さそうですね。

 

 

 

 


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ジョホールバルより、こんにちは。

 

さて、今回は、2019年のマレーシア税制改正についてまとめていきたいなと思っております。

日本でもこの時期、来年の政府予算など出ていますよね。あれのマレーシアバージョンもあるわけです。そして、今年はマハティール首相になってからの初めての予算案なので、マレーシアのみなさんも興味津々にこの税制改正には注目していました。

 

今回のブログでは、不動産取引の改正ポイントについてまとめていきたいと思います。

1)不動産譲渡益税(RPGT)の税率の税率変更

2)不動産の譲渡にかかる印紙税の税率変更

3)不動産取得に関わる印紙税の免除(2019年6月末まで)

 

1)不動産譲渡益税(RPGT)の税率の税率変更

 

この不動産譲渡益税という税は、いままでの存在しておりました。不動産の売買で発生した譲渡益に対する税金になります。マレーシアではあくまで譲渡益ですので、売買価格にかかる税ではないという点は注意点になります。

下表のとおり、2019年案では、6年目以降でのRPGTに変更が加わる形になります。今後の不動産売買をご検討の際には、このあたりのRPGTにも注意が必要ですね。

また、実際問題として、このRPGTの手続きはかなり時間を要します。通常でも売買には半年程度の時間を要してしまいますが、RPGTの手続きは、そのあと3ヶ月ほどかかってしまいますので、売買の手続きを完全に終わらせるには、9ヶ月程度の時間は見て欲しいところです。

 

◉その影響は?

現在のマレーシア不動産マーケットではなかなか譲渡益を得ることは難しいので、この影響はかなり限られたものになるかなと想像します。

 

 

2)不動産の譲渡にかかる印紙税の税率変更

 

印紙税ですが、マレーシアで不動産を売買するときには印紙税がかかります。物件の引き渡し後、1年から2年経過した後の不動産登記のときに印紙税がかかってきますが、RM100万以上の物件を購入されて、これから不動産登記が待っているというオーナー様にとっては負担増の要因になります。

 

◉その影響は?

たとえば、RM1,500,000の不動産を購入されているオーナー様であれば、RM5,000の負担増となってしまいます。

 

 

 

3)不動産取得に関わる印紙税の免除(2019年6月末まで)

 

現在マレーシアでは、たくさんのコンドミニアムが建設されており、まだまだ捌ききれていないコンドミニアムも多数存在しています。そんななかで来年の2019年1月1日より半年間の間に不動産を初めて購入された場合は、印紙税を免除する案が出ています。

 

RM300,001〜RM1,000,000までの印紙税を免除する形になりますので、かなりの免除にはなりますね。これから不動産を購入されようとしている方にとっては、ちょっとした朗報かもしれませんね。

 

 


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ジョホールバルより、こんにちは。

 

こちらジョホールバルでは、雨季に入ったのか、雨の日が続いております。

そのためか、体調を崩しやすく、私も数日前より鼻がグズグズしております。。。

 

ここ最近、マレーシアでのいろいろな制度変更のニュースが流れ、「どう変わるのだろう」というのが把握しにくい状況になってきております。

弊社も現地でいろいろな活動をしておりますが、いままでのノウハウが機能しない、ゼロベースでの対応をする羽目になっていたりして、ひとつひとつのご依頼にしっかりと答えられないところも出てきております💦

 

弊社のWebサイトを新しくし、キャンペーンを開始したところで、制度変更の話が入ったりで、なかなか思うように進められないもどかしさはありますが、マレーシア全体が良くなっていく過程にあると理解していますので、もう少しの辛抱かなと思っております。

 

現地で、地元の方々と仕事を常にしている私どもでも情報を正しくウォッチしにくい状況ですので、日本にいる皆様にとっては、なおさらなにがどうなっているかわかりにくい状況かと思います。

 

そ・こ・で、「政権交代で何かかわるか!?第二弾」として東京と大阪でセミナーを開催しようと思います。ぜひ、いまのマレーシアの様子を理解しておきたいという方にはオススメのセミナーになりますので、以下のURLより参加申し込みをしていただければと思っております。

 

↓申し込みはこちらから🎶

https://ikilinks.com/2018/10/08/seminar201811/

 

なお、このセミナーには、弊社ダイレクターの加藤さんにも登壇いただきますので、熱い「ウミガメトーク」を聞きたい方にももってこいの機会となります。日本でうずうずしている方には、こちらのセッションがオススメですね🎶

私はなんどもお話を伺っておりますが、いつも新鮮な気持ちでお話を聞いています。

まだ、生ウミガメトークを経験されていない方は、ぜひともお時間ご調整の上、参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

 


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ジョホールバルより、おはようございます。

 

こちらジョホールバルは、雨季に入ったのか、最近は雨が多いですね。

でも、その分朝は涼しく、とても過ごし易い気候でもあります。

 

日本では、自民党の安倍首相の3選が決まりましたね。既定路線なのか、党首討論もあまり白熱せず、淡々と進んだ印象ですが、日本国内ではもう少し盛り上がっていたのでしょうか?

 

これで、どのぐらい安倍首相の任期が伸びるのでしょうか?

歴代1位の首相在職日数はゲットできる感じでしょうかね。ぜひ、その実績にふさわしい政策を実行してもらえればと思います。

 

さて、なぜ自民党が総裁任期2期を3期に変えて、安倍首相を支持しているかというと、大きくは憲法改正のチャンスをうかがっているためという見方になりますね。

日本国憲法は、戦後から今まで一度も改正されてこなかったという歴史を持っていますが、この歴史にメスを入れるというチャレンジになりますね。

 

日本国憲法の改正には、賛成反対いろいろな意見がありますが、70年間ずっと同じというのは、違和感もあるので、変えるべきは変えるというのが良いのかなと個人的には思っています。

 

日本国憲法は日本国のものなので、日本のなかで議論すれば良いという意見もあるかもしれませんが、私としてはしっかりと国連のなかでも日本の考えを主張して周辺国の理解も得ながら進めてほしいなと思っています。

日本国憲法は、戦後アメリカが国際連合憲章と対をなす形でまとめていた歴史があるとの書籍がありますが、その国際連合憲章の敵国条項として日本はまだ国際連合の「敵」のままになっているんですね!?

こんなに平和を大切にしてきている日本が、憲章上はまだ「敵」なのです。

 

敵国条項で「敵」となっている日本は、戦争により確定した事項を無効化したり、排除したりすると、攻撃される可能性があります。安保理の承認なくともできてしまいます。あくまでこの憲章ではそれを認めている状況です。ぜひ、以下のページなどもご確認ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/敵国条項

 

ということは、どんなことが起こり得るかというと、日本で憲法改正が盛り上がり、自衛隊が自衛軍になった憲法が公布されると、日本を危険な国とみなして攻撃できます。そして攻撃してきた国は国連憲章を盾に自分たちの行為を正当化できてしまいます。

 

日本は、まだロシアとの平和条約を結べていません。北朝鮮と韓国も交戦状態です。そうした国々が日本の憲法改正という70年間起こらなかったタイミングで、何を考えているかはわかりませんね。。。

 

今月末には安倍首相が国連総会に参加される報道もありますが、ぜひ、この敵国条項についても改正する手続きを踏んでもらいたく思います。

 

70年前の出来事という私たち世代には、遠い過去の出来事でもありますが、その出来事から今の日本が形作られているため、やはりこうした歴史は連綿といまにつながっています。

ぜひ、憲法改正と同じように、こうした日本に不利な内容も見直していく外交も重要なこととして取り組んでもらえれば、とても嬉しいですね。

 

私が勉強になった本は以下のものになります。

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

 

ぜひ、もう一度日本が歩んできた歴史を勉強して、よりよい日本の国の形を見つけていきたいですね。

 


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ジョホールバルより、こんにちは。

 

またまた、仮想通貨で流失事件が発生してしまいましたね。。。

今度は、70億円規模の流出ということで、金額の大きさに麻痺してきそうです💦💦💦

https://www.asahi.com/articles/ASL9N56MYL9NULFA02C.html

 

どうして、このような事件が発生してしまうのか?

というのは今後の健全な業界の成長のためにもしっかりと事件報告など出していってほしいところです。

コインチェックもなんとなくあやふやなままですね。。。

 

今回の事件発生でのネット上の雰囲気としては、「またか」という落胆の声や、「ここはいつかやられるから」という声などはありましたが、報道の全体的トーンとしては、冷静な感じでした。センセーショナルではない😂もう、多くの人はこの世界に興味がなくなっているのでしょうか?

仮想通貨の価値は上がっていますので、世界的には「日本はまたバカなことしている」という見られ方なのかもしれませんね。平和ボケとか思われているかも💦

 

この事件で対応に追われている方や、貰い事故で再度のサーバチェックなどを担当されている方は、寝る時間もないような状況ではないかと思いますので、体調に気をつけて頑張ってもらいたいです。

 

 

さて、私は昔10数年とセキュリティやら、IT統制やら、システム監査などをしていた時期があるのですが、その経験からすると、セキュリティ対策に100%、完全、完璧というのはないんですよね。。。

いくら完璧を求めても、こればっかりは得られなかったりします。それこそ、対策に数億、数百億積んでも100%の環境を手に入れることは不可能なんです💦💦💦

100%のセキュリティを確保する必要があるなら、その対策は「そんな事業はやめてしまう」ことなんですね。言ってしまうと。

 

セキュリティ対策は発生するかもしれない事象のリスクの大きさに対して、それに見合う対策をすることであって、最近では予防的なセキュリティ対策よりも、発生してしまった事象をすぐに発見して対処する事後的なセキュリティ対策をより重視する思想に変わりつつあります。どうして変わってきているかというと、100%の予防的対策は不可能だから、発生した場合の対策も考えているんですね。

 

日本でコンピューターセキュリティが言われるようになったのは、総務省のWebページの改ざんが発端でしたでしょうか?日本の政府のWebページが何者かに書き換えられ、これは恥ずかしいということで、サーバの全台調査や各省庁の対策などが行われました。その後、民間でも同様な動きになり、システムを構築する際にセキュリティを考慮するというのは、ほぼ当たり前の状況が生まれてきてはいますね。

 

しかし、ここで対象となっているセキュリティ対策は、「Webページを書き換えられたら恥ずかしい」、「個人情報を取られたら補償が大変」、「ミスオペして情報を開示しないように」というレベルかなと思っていて、事件が発生すれば金額にすると数百万から数千万程度の被害を想定しての対策でした。

 

ところが仮想通貨の取引所を舞台に発生する流出事件では、コインチェックでは580億円とか、今回の事件でも70億円とか、全く異なる被害額に対する対策が求められています。発想の転換を求められています。しかしながら、ネットを調べる限りでは、旧態依然のセキュリティ対策をしっかりしていたのか、していないのかというレベルのお話で、対策のベクトルが間違っているように思います。

 

先に、私は「セキュリティ対策に100%はない」というお話をしましたが、なぜそう言えるかというと、「すべてのオペレーションに人が介在するから」です。人が介在することで、セキュリティ対策は人間の限界を超えた対策をすることができないのです。

 

例えば、パスワード変更。これはセキュリティ対策の中でも初歩的で重要な対策ですが、パスワードをより複雑にする、パスワードの桁数を増やすということで、セキュリティを強化できますが、複雑すぎるパスワードを人は記憶できないため、紙に書いたりして変更後にもちゃんとログインできる状態を作る必要があります。

紙に書いたものはそのまま置けないので、どこかの鍵のかかるところに置いておくとか、複数人でオペレーションする環境では、誰がオペレーションしても同じようなオペレーションになるようにしないといけないとか対策を考えれば考えるほどいろいろ考慮しないといけないことが発生してきます。たまに、セキュリティレベルを上げるために対策しているはずが、ボロが出やすくなる対策になって、逆にセキュリティレベルを下げてしまっていることもあったりして、ヒヤヒヤします💦💦

 

そうやって、対策をいくつも組み合わせても、それを実行するのは人なので、人はどこかでミスをしてしまうもので、ミスをしてもリカバリー可能な対策しか、実際にはできなかったりします。なので、セキュリティ対策での100%補償というのは不可能なわけです。時代は進んでいますが、いまでもその前提に変わりはないはず。人が介在する場合、どうしても出てくる問題です。

 

今回の取引所の事件を考えると、取引所の最大のリスクは「膨大な顧客資産を預かってしまっている」ということに尽きます。ここにメスを入れないと、いくらサーバに脆弱性はなかったのかとか、パスワード管理は大丈夫かとか、人のオペミスはなかったのかとか、考えても、あまり効果的ではないですね。

いま取引所に求められるのは、ISMS取得しました、プライバシーマークを取得しました、うちのサーバ管理は完璧です、ということではなくて、いかに早く顧客資産をお客様のもとに届けるかということが一番重要と思います。

そのための啓蒙活動が必要で、取引所運営ではもっと率先して活動する必要があるのではないでしょうか?最近の取引所周りでは、金融庁の認可が下りた、降りるまで時間がかかる、時間がかかるからどこかを買収してしまえ、みたいなお話が多く、顧客不在になっていないかと心配です。

 

それからもうひとつ。

 

人に対するセキュリティ対策を考える場合、自分のスタッフを性善説、性悪説のどちらに捉えるかという踏み絵を経営者は踏まされ、対策を組み立てていきます。これらの事件の究極的な性悪説の質問は、「あなたの社員の目の前に10億円が積まれて、犯罪に協力してほしいという犯人からの要請がありました。あなたの社員がどんな精神状態でも即決で断れる対策を取られていますか?」というのが考えられます。

どんな対策が必要でしょうか?

 

普段は、正常な判断ができる人でも、そうした究極の誘惑に駆られた時に、どれだけ親身に社員のために経営していても、しっかりとした給料を支払っていても、職場を働きやすい環境にしていても、全員が全員即決で断れる状況にするのは難しいのではないでしょうか?

人の精神状態は変わります。もしも、普段は倫理観も正義感もある人でも、そのひとにお金のトラブルが発生していたら、家族に病人がいて1秒でも近くにいたいと思っていたら、気持ちがぶれてしまう可能性は十分にあるのではないでしょうか?倫理的に問題があっても、その時にその人がどんな判断をしてしまうかが重要で、それをコントロールすることはなかなか難しいわけです。

 

人のマネジメントは難しいというのは、経営者であれば理解できると思いますので、ぜひ、こうした性悪説の質問への対策を考えながら、早期の顧客資産のお客様へのお返し対策を行うことを考えていただきたいと思います。

 

 

もしも、自分が取引所の経営者ならということでいろいろ考えてみましたが、やはりなかなか難しい問題ですね。私のブログはひとつの案ですが、異なるご意見などあれば、後学のためにも教えていただければ幸いです。

 


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ジョホールバルより、こんにちは。

 

マレーシアでは、先週の週末に引き続き、今週も祝日となっており3連休です。

本日はマレーシアDayということで、統一マレーシアになった日を皆さんでお祝いする日ですね。とてものどかな日曜日となっています。

 

さて、このブログでも何度かご紹介しております、マレーシア政府が用意するMM2H(Malaysia My Second Home)ビザですね、こちらの条件が近く変更されますよ〜、いまのうちにとっていたほうが良いですね〜、と書かせてもらっていました💦💦💦

 

条件変更の話しを最初に聞いたのは、2016年の年末で、その時は「2017年の夏には」という話しでしたが、2018年の夏を過ぎた今も、まだ正式にいつ変更になるというアナウンスがない状況です💦💦💦

 

マレーシア政府内のオペレーション変更や政権変更に伴い、若干当初予定より遅れているような印象でしょうか?現地のビジネスパートナーに聞いても、みなさん「私に聞かないでくれ。。。」という反応で現状、『変更はするがいつからかは未定』というのが正しいステータスになります。

 

私としては、より良い条件のうちに取得をご案内しようと思っての情報共有でしたが、なかなか上手くいかないマレーシアです。このような状況に、私は慣れていますが、もしも、私の情報共有で気分を害されていた方がいらしたら、申し訳なく思います。

 

そんな事情もあり、この度、弊社のWebサイトのリニューアルキャンペーンとしまして、お手頃価格でのMM2Hビザ取得のお手伝いができればと思います。

「取得しようかどうしようか」と思われている方は、一度ご連絡くださいませ。

皆様のハッピーライフの実現に、どのように備えれば良いか、一緒に検討できればと思っております。

 

それでは、皆様からのご連絡をお待ちしております🎶

https://ikilinks.com/2018/09/14/news_campaign01/

 


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ジョホールバルより、こんばんは。

 

なんとこちらジョホールバルでは、今日と明日も祝日でお休みです。

今月はお休みが多いですね。日本ともシンガポールとも違う暦ですのでよく困惑しています💦💦💦

お休み詳細は、以下をご覧ください。

https://ikilinks.com/2018/09/06/publicholiday092018/

 

そんな日は、家でお勉強ということで、今自分の中で旬なブロックチェーン周りの情報を漁っています💦個人的な知識レベルは、先頭の3周回遅れなので、ネット上の雑多な情報を自分の頭の中で整理しながら、理解を深めているところです。どこかでこのブログでもお披露目できればですね。できるかな😅

 

さて、そんなジョホールバルですが、マハティール首相になってから話題になっていますHSR(高速鉄道)が一旦の方向性を示されました。

 

2年延期です。

ニュースネタとしては、以下になります。

http://www.theedgemarkets.com/article/malaysiasingapore-hsr-deferred-two-years

 

この延期のジョホールバルへのインパクトはどうかというと、正直「そうなのね」、ぐらいな印象ですかね。私が住んでいるモレックエリアや東側にはあまり影響はなく、メディニなどの西側には多少影響があるのかなというところでしょうか?

やはり、私としては建設コストの高さが気になってうまくいくのか、どうかなかなか見通し難いプロジェクトではありました。

西側地区にもたくさんの開発エリアがあり、「HSRが来ることで物件価値が上がる!」と言って不動産をセールスしている方もおりますので、そんなトークをされていた方には、ちょっと困ったかなというところでしょうか?

 

このHSRにしても、先日話題になったフォレストシティにしても、マレーシアの政府と国王制の難しい部分の狭間の問題が見え隠れするような気がします💦

 

もともとマハティール首相は、1993年にスルタンの権限を縮小する憲法改正を実現しています。この時は、スルタンは権限縮小に猛反発していたみたいですが、スルタンの特権に端を発する事件などもあり、国民の世論には勝てずに憲法改正に進んだという歴史でした。

こうした歴史を垣間見るに、マハティール首相としては、ナジブ元首相が私財を肥やしたことも、スルタンが私財を肥やすことも許したくないことなのかもしれません。

※ご興味ある方は「マハティールアジアの世紀を作る男」を一読ください。IKILINKSのサロンにも本はあります。

 

そして、フォレストシティとHSRにはジョホールスルタンがどうしても関わってきますし、スルタンの私財を増やしてしまう政策にどうしてもなってしまいます。

マハティール首相の思いとしては、財政が危機的なマレーシアで、私財を増やそうとしている人がいると感じると、それをなんとか止めようとしているのかなという執念も感じます。(そのやり方の是非については、前回のブログなど参照ください。)

 

スルタンは、イスラム社会では日本の天皇制度のようなイメージですので、なくすことはできないでしょうし、ジョホール州内でのスルタン人気は、それなりに高いと思います。そうしたことから、正面きっての戦いは避けたいのでしょうね。

 

うーん、書いてみて、この辺りの理解は外国人には理解しきれないところもありますが、マレーシアにとってよい選択だったとマレーシアの皆さんが将来思ってもらえる選択であればと願います。

 

ジョホールバルより、こんにちは。

 

先週早々からジョホールバルで建設が進むフォレストシティに対するマハティール首相のコメントが報道されました。いろいろな報道機関がそのコメントを報道し、「フォレストシティは終わった」という論調が多かったかなと思います。

 

当初、私はマハティール首相の誤解のコメントかなと思っていましたが、今週に入り、誤解部分を訂正する報道がなされたことで、一応の落ち着き状態に戻ってきているかなぁという印象です。

 

どんなところがポイントだったかというと、以下の2点かと思います。

1)フォレストシティの外国人への販売を禁止する

 →販売は可能。

2)フォレストシティの物件購入者に居住VISAを提供しない

 →MM2Hなどのマレーシアのルールに沿ったものは取得可能。

 

現在、マレーシアはマハティール首相に代わり、財政不安を払拭するべく隣国とのプロジェクトの見直しなど着手されています。こうした姿勢は、マレーシア国内の多数の信任を得ている活動だと思いますし、今後もマレーシアにとって不要なプロジェクトがあれば、見直しをどんどんされれば良いかなと思います。外国人である私がとやかくいうことではないですね。

 

しかしながら、フォレストシティのプロジェクトは基本的には民間の活動であり(大規模開発ですが💦)、政府が資金を拠出してのプロジェクトではないため、上記のようなマハティール首相の”国家プロジェクトの断捨離活動”とは、別の次元で検討しないといけないものだったと感じます。

民間の企業がマレーシアの法律に則って活動しているものを時の首相が否定してしまうと、その他の民間企業の活動もいつ否定されてもおかしくないという印象から、マレーシアでの外国資本の活動が萎縮してしまう可能性が高まります。そのため、今回の一連の報道ではマレーシアのカントリーリスクが高まったのではないかという不安がありました。

 

居住VISA疑いは、フォレストシティの初期の頃から噂がありました。が、これはMM2Hの取得をサポートするということであり、居住VISA(永住VISAをイメージしている?マレーシアに居住VISAってあるのかな?)のことではありませんでした。それでもフォレストシティは巨大プロジェクトでプロジェクトの存在を嫌う方はそれなりにいますので、そうした嫌う人の一部が噂話として流していたのだろうと思われます。

そうした噂が流れるたびに、フォレストシティのメンバーはその噂を消すべく、正しい情報を発信することに努めていました。今回の報道でもプロジェクトの印象は悪くなりましたので、その印象を元に戻すには時間がかかってしまうでしょうね💦💦💦

 

フォレストシティは、今までもいろいろな噂が流され、中国政府からは人民元の国外流出元と名指しされたりと、いろいろ苦労の多いプロジェクトであることは事実です。

では、フォレストシティはマレーシアにとって悪の存在なのか?という点ですが、どうなんでしょうか。。。

少なくとも、現時点ではフォレストシティのおかげで、現地の雇用が生まれ、中国人観光客が多数ジョホールバルに来る状況ができ、カントリーガーデンは法人税をジョホール州に納税していることを考えると、マレーシアに存在する責任は果たしているのではないかなと感じます。これだけの経済効果を生み出しているにもかかわらず、計画が巨大過ぎて、嫌われる存在というのは、さらに私の興味が増す存在となります😊

 

フォレストシティの計画はあと2-30年ぐらい続くものですから、当初予定した通りに行くのか、途中で計画が変わるのか、頓挫するのか、今後の見通しは難しいプロジェクトです(自分自身の30年後を見通せと言われても、わからないですよね?そんなイメージに近いです)。それでも、この4,5年は、しっかりと地元に根付いた活動をしているプロジェクトではあると思いますので、見届けていけば良いと思います。

 

現状、フォレストシティプロジェクトが成功に近づけは幸せになる人は増えますが、失敗すると不幸になる人が増えるのは確実ではないでしょうか?。そうした場合、みなさんはどちらを応援しますか?

私は幸せになる人が増えてほしいので、フォレストシティには途中で投げずに頑張ってやりきってほしいなぁと思っています。

 

こちらの内容は、ジョホールバルに長く住み、フォレストシティにも何十回と行っていて、他人の足を引っ張るのが嫌な、一人の人間の戯言でした💦

 

 

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