自営業同居長男嫁の呟き

舅姑の愚痴を吐き出すときって、心が荒んでるんですよ。

そんな時って、何を言われてもカチンと来る場合が多い。

たとえそれが励ましの言葉だったり、慰めの言葉だったりしても「同病相憐れむ」とか「高みの見物」なんて言葉が頭の中で点滅しちゃう。

それは自分が悪いとわかってるんです。

わかっててもどうしようもない。

だから、コメントは受け付けない事にしました。

読み逃げ専用です。

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おひさしぶり

気がついたら、半年以上放置したまんまだった、このブログ。

ログインするにもたいへん手間取ってしまいました。

なんだか機能も一杯増えちゃって、おっかなびっくりいじってます。


えーと、目下の悩みの種は

自分の腰痛と体重体脂肪の多いこと

立派なメタボリック症候群だと思います、調べた事ないけど。

いいのよ、一点の曇りもないほど健康で長生きしちゃうと、周りの迷惑になるし、自分自身も切ないから。

ちょっと病気ぐらいでいいの。

ああ、でも痛いのは辛いわ。


それから息子の高校受験

「どこ受けるの?ああしろこうしろ」とうるさい姑の存在が

普通の受験ストレスを何倍にも増幅させています

息子にも夫にもなーんにも言わないで、私と二人きりのときにだけ言うのが余計ムカつく。

「偏差値はいくつあるの?」って訊かれて

めんどくさいから「40ちょっと」って答えておいた

50以上だと期待するでしょ→いろいろ言いたくなる→うるさいうるさい

でも、40ぐらいだとあまり見栄張れるようなところは望めない→合格しても学校名は口外しない(現に娘の学校は誰に訊かれても貝)→言えないんだからどこでも同じ→どうでもよくなる→興味なくなる→口出さない→ああ、セイセイする

随分ウソつきになりました、ワタクシ。


今日は姑お気に入りのパン屋(ここのパンしか食べない。徒歩30分、自転車15分)で、パンを買ってくるのを頼まれるに違いない(前回買いに行ったのがなくなる頃だから)と思ったので、

朝イチで買いに行った。まだ姑は寝てる時間だから、確認もしなかった。

で、帰ってきて内線電話で「オカアサン、今日はパン買ってきますか?」と訊いてみたら

案の定「買ってきて」と言われたので

「わかりました」とだけ答えて電話を切った。

横で見ていた夫君は「どうしてもう買ってきたって言わないの?」と不思議顔

「あのね、ここで得意げに、もう買って来ましたよって言うと、先回りされてムカつくらしいのが長年の経験でわかってるのよ」と静かに言うと

「そうだな、気を利かせたつもりでやっても、裏目に出るんだよな」と苦笑い

そうよ、それを学習するのにどれだけ泣いたか、こういうの「たたき上げ」って言うのかも

私の場合、たたき上げの嘘つきだね




いつまでもいてください

月に一度、介護関係の事務所に、ばーさんと一緒にじーさんの紙おむつパンツを貰いに行く。

担当のTさんはとても親切な60歳前後の男性だ。

書類の記入に不備があっても

ばーさんの言ってる事が支離滅裂でも

いつもニコニコして、「ハイどーぞ」と紙おむつパンツを2パック手渡してくれる。


私はばーさんを乗せた車を運転して、オムツをトランクに積み込んで

家に着いたら「ご近所に見られないように」ばーさんがドアを開いてる間に

2パック抱えてダッシュで二階のお納戸に運び込むのだ


帰りの車中でばーさんが

「Tさんは本当に良い人だねー、良い人に担当してもらってよかったよ、辞めたり代わったりしないで欲しいねー」と言うので

「そうですねー」とだけ言った


「Tさんのほうがアンタ達より先に死なないといいですねー」とか

「良い人だからばーさんの分もオムツ貰うようになっても安心ですねー」とか

思いつきもしませんでしたよ

イヒ


それはブドウ球菌

「餃子作ってよ」と姑が言うので

「はい。でも、今朝包丁で指を切っちゃったから、二、三日待ってね」と答えた

本当にその朝、久しぶりに指を切ってしまったのだ。

餃子を捏ねる時、皮に包む時、指を怪我していたら、沁みるし不便だ。

そしたら姑は

「そうね、指怪我してたら、菌がついちゃうもんね。あれ、なんて言う菌だったかしら」

・・・アンタの心配は、そっちかい

本当に死ぬんだろうね

毎日毎日

ジジババのどちらかを、何がしかの病院へ送迎

眼科とか、ほとんど意味のないマッサージのリハビリとか、歩いて3分のクリニックとか

ああ、オムツ貰いに介護保険事務所にも行った

ババアが白内障の手術がどーのこーので、セカンドオピニオンがどーのこーので大きな病院にも2軒行った

足に出来た魚の目とたこのために大きな病院にも行った

6日間で8件

命に別状ないところばっかり


ジジイの口癖は

「ワタクシは来年死にますから」


てめー、ウソつくなよ、ホントだな


今度言ったら

「そうですか。じゃ、この一年はそのつもりでお仕えさせていただきますね。どんなワガママもお聞きしますよ。で?来年死ななかったら、その後はどうすればいいんですか?」って

言ってやる

絶対

いりません

筍の季節ですね。

ワタクシ、大好物です。


我が家は一応二世帯住居の形式なので

風呂・トイレやキッチンは別。


土曜日の午後、夫が筍を一本持って上がってきた

「E田さんがくれたよ」


近所のE田さんが筍を一本下さった。

事務所で夫が一人でいるときに来て

「アンタ達だけで食べなさいよ。ジジババにはあげなくていいからね」

E田さんも舅姑同居を経験した60前後の女性なので

ジジババ苦労は十分ご承知で

一言添えてくださったと思う。


さて、ここでE田さんの言葉を間に受けて

コッソリ私たちだけで食べたとする

どうせジジババは歯が悪いから固いものなんて食べられないし

最近のばあさんは料理が億劫な様子だから

面倒な筍の下処理なんて嫌がるに違いない

そう勝手に判断して食べちゃった後に

もし「なに?こないだE田の嫁から筍もらったんだって?どうしたのよ、それ」とババアに言われたら

・・・想像すると、もう、ゲンナリ。


いくら大好物でも

たかが筍だ

後でゴタゴタするぐらいなら・・・

そう考えた夫は、ババアにE田さんの言葉は省略して

「E田さんが筍持って来たよ」

すると案の定めんどくさがった姑は

「上でやってきなさいよ」


さて、問題はこの「やってきなさいよ」

どこまでやればいいのか?


私は下茹でして

肉団子を作って

他の野菜を色々加えて

酢豚風にしました

皿に載せて持って行きました


翌朝、布団を上げに行きました

朝9時なのに、布団はまだぬくもりがあって

枕には抜け毛がチラホラついてる

パジャマのズボンなんて、脱いだまんまの輪っかの状態です

もし自分の子供だったら「なんだ!行儀悪い!」とドツくところです

触るのもイヤで手が震えるような状態で

モクモクと作業していたら

姑「アンタ、昨日のアレはなに?」

私「E田さんからいただいた筍入れて作ったんだけど」

姑「筍はあれで全部?」

んなわけねーだろ、私たちだって同じの食べたんだから

私「根元に近い固い部分はまだ料理しないで残ってますけど」

姑「固いわね」

私「ああ、そうでしたか?私のやり方がヘタだったのかな」


ああ、私が間違いでした

ぬかと鷹の爪を入れて、一時間下ゆでをして

そのまんまの状態で、一度お見せしなければならなかったのですね

勝手に料理しちゃって、たったの一皿だけ

「ハイ、貴方たちの分はこれですよ」では

私のほうが偉そうで、むかつくんですね


物をもらうといつもそうなんだけど

ババアはまず、自分が全部受け取りたいの

それで、義姉や近所の自分の友達や、そして私たち

(私たちとは言うけれど、いつも「あの子(夫のこと)に食べさせてやってね」とか「子供達に」とかって前置き付き。私はあくまで調理係)

自分で全部采配しないと面白くないのだよ

それは物欲というよりも、支配欲

自分はあくまでも目上、年上、偉いのであって

「アンタたちは、アタシたちのおかげでこうしてやってられるんでしょ」という考え

「おこぼれにあずかる」という立場に自分を置くなんて、許せない、思い上がるのもいいかげんにしなよ

・・・という思考なんだな


毎日朝昼晩作って

日曜日の夜ぐらいは

手抜きしたかったです

ワザワザこんな手間のかかる料理

筍とジジババのことを考えなかったら

作らなかったです

筍といえば、和風に煮るだけで、もう飽きたと思って

中華風にしてみたんですけどね

茹でただけで、ボンと渡したほうが

なんぼかラクチンだったんですけどね


ああ、失敗したっていうか

もう、散々同じ様な苦い目に遭ってるのに

例えば実家から季節の果物が箱で送られてきても

ババアが「采配」して

一箱の桃が、私たちの手には3個だけとか

それで御礼の電話の一本するじゃなし

みたいなことを何度も経験してるのに

未だにこんな失敗して

ハラを立ててる自分はバカだと

余計に腹が立ちます


それでも、筍をくださったE田さんには

「ご馳走様でした。ありがとう」というし

実家には「桃、あんなにたくさんありがとう。子供達も大喜びでたくさん食べたよ。おいしかったよ。コチラのお母さんもよろしく言ってくださいって」と電話するものなのだ

たとえ姑が「あんまり美味くなかったわね」と言っていたとしても



もう、本当に、なにもいりません






仮病

今日は実家の親が娘の「お祝い」を届けに来る筈だった。

先週、久しぶりに実家に行った時に

受験が終ったご報告

「よかったねー、おめでとう、お祝いあげるから持っていきなさい」


ここで15年以上かけて学習した「嫁ぎ先の常識」が頭をよぎる

ここでもらって、持ち帰ったら

「お祝いは良い日を選んで先方にお届けするのが常識、アンタの実家の親は常識知らずだね、こんなのポンと投げてよこしたのかい」と言われるに決まってる

私が口をつぐんでいれば、もしくは

「そうですよねー、ウチの親、バカだから」とヘラヘラ答えてれば済むことなんだろうが

そろそろ子供もそういうことがわかる年齢だ

「お祝いもらっておきながら、悪口を言うおばあちゃん」

「お祝いあげたのに悪く言われちゃうチャーちゃん(実家の母の呼び名)」

どちらも子供の祖母なのだ

姑に向かって、「実家の親はアンタ達と会いたくないんですよ」と言えたらどんなにいいだろうか


「お母さん、こんなにたくさん出すんだから、大威張りで来ればいいじゃないの。美味しいもの作って用意して待ってるから、たまにはウチにも来て頂戴。今日は貰わないで帰るわ。ありがとうね」

父も母も喜んでくれて「じゃ、26日が大安だから」

ああ、その日は私が用事あるんだ

「じゃ、今度の土曜日は?友引だし」

おっけー、待ってるよ


そう約束したのが先週

そして、この一週間で、他の方々が「おめでとう」ってプレゼントを持ってきてくれるたびに

「まだ卒業もしてないのに、入学祝なんて早すぎる」と言われ

「これは、きっと合格祝いなんですよ」と答え・・・

そしてムクムクと湧き上がる不安

「11日に実家の親がお祝い持ってきちゃったら、早すぎるって騒ぐに決まってる」


ああ、もう、めんどくさい

昨日の午後に電話して

「おかあさん、明日なんだけど、私なんだか具合悪くて、これから病院行こうと思ってるの。悪いんだけど、明日はやめて、別の日にしてください」

そう、仮病つかいました。

お母さんごめんなさい。


すると夜、電話が鳴って息子が出た

「うん、大丈夫だよ、もう寝てる、ただの風邪じゃん?バカの受験で疲れたんだよ、心配ないよ」と話す息子

電話を切った後に「チャーちゃんからだった。心配してたよ」

ああ、言い含めておいて良かった


なんか、ホントに具合悪くなってきた

罪の意識か?ストレスか?



お祝いは喜んで頂戴するのがマナーじゃん?

娘の中学受験は無事終了した。

偏差値的には下位だが、とても面倒見の良い、娘も気に入っている第一志望校にめでたく合格をいただけた。


さて、そうすると「おめでとう」の嵐

お祝いを持ってきてくださる方がたくさん


「それはなんなの?入学祝にしては早すぎて非常識じゃない?」


なんだよエラそうに

よろこんでお祝い持ってきてくれるんだから

「ありがとうございます」って頂いて

丁重に半返しすりゃいいだけじゃん


ファッキンシット

日記をしばらくサボってる間に

ジジイはすっかり「パンツタイプオムツ」を穿くようになった

ま、これにも色々紆余曲折試行錯誤四苦八苦があるのだけれど

最近ハラを立てつづけるエネルギーがない

年かね?


さて、昨日は我が家の娘の受験校の願書提出日だった

郵送でも受け付けるんだけど

一応窓口に足を運びました

受験日と同じ時間帯に電車乗って、正確な所要時間も把握したかったし

なによりも、儀式だしね


その日は金曜日

金曜日はゴミ出しと掃除の日

でも、それをやってたら昼になっちゃう

私は朝一番で出願したい

だから、前日、言いたくないけど姑に言った

「明日はムスメの願書出しに行きますから、今夜のうちにゴミまとめて玄関に置いといてくださいね」

姑はなんのことだかわからないという顔をするので

「七時半に出ようと思ってるんですよ。オカアサンまだその時間はオヤスミでしょ?ワザワザ起こすのも悪いし、かといって私が帰ってきてからだと収集終ってるだろうから」

すると姑は

「そんなに早くから起きても暖房つけたりしてもったいないでしょ」

じゃぁ、つけるなよ

こっちは毎日七時前から暖房ナシのだだっ広い工場で働いて、足指は三本しもやけだい

夫はもっと重症

大体、ジジイは重箱の隅をつつくように「無駄、もったいない」と怒鳴るくせに

ジジババの部屋は誰もいなくてもエアコンもテレビもコタツも全部つけっぱなし

ねぼすけの逆切れ気味の負け惜しみ言い訳なんて、ちゃんちゃらおかしいぜ

幼稚なババア

そしてさらに姑は大威張りで言う

「アンタ明日は掃除の日でしょ、どうすんのよ。布団も干したいのよ」

「願書出したらすぐ帰ってきますから、そしたらやりますね。ゴミだけは間に合わないと困ると思って」とニコヤカに答えたけど

心の中では「ばかやろ、アンタやねーちゃんたちと違って、そういう時の帰りにデパート寄り道したりできないんだよ。オマエらがさせないように細心の注意払ってるくせに」と思いました

孫の受験のための外出だっていうのに、快く送り出すってことが出来ないのかね?

ここまでで二重に腹立ち

義姉は「願書出す時は暗いうちから並んで整理券もらってどーのこーの」と経験談をよく話してたのに

姑はそれを聞いて「お父さん(舅)もアンタ達の時はそうだったのよ、親心はそういうもんよ」と大喜びで盛り上がってたのに

孫の願書出しに行くって聞いても

「いよいよね、行ってらっしゃい、受かるといいわね」的な、好意的な言葉は一切ナシ、シカトかよ。

孫かわいくないのか、と三重に腹立ったけど

「待てよ、受験に対して何か言われたとしても、どうせ良いこと言うわけないんだからそれならシカトのほうがマシか。それにアイツらの孫じゃないもん、私のムスメだもんね」と思って、腹立ちを一重分差し引きました


さて、戻ってきて「ご報告」したら

ジジイは「一流校以外はどこもみな同じだ」とそっぽ向いて吐き出すように言うだけ

ババアはムスメのことには触れずに

一昨年全落ちしたムスコのことを言い出した「どうしてあの時私に相談しなかったのよ!」と机を叩く

「背伸びばかりさせて、高望みばかりして、滑り止めを受けさせないなんて親の責任だ」

ハイハイ、その通りです

「今度はそうはいかないよ、アタシが黙ってないからね」

黙ってください、永遠に、明日死なないかね、このクソババア

そして、夫の受験、義姉の受験、義姉の子供達の受験・・・と

時系列を無視して、話はどんどん遡る

そんなの知ったことか

今私の頭に在るのはムスメの受験のことだけです

クソジジイクソババア

「過去の栄光」という泥沼の中で溺れ死ね





つかれた

先週も今週も

月曜から金曜まで

毎日ジジババどちらかの病院送迎

耳鼻科、皮膚科、整形外科、内科、それのローテーション

ホントは土曜日も行ったみたいなんだけど

私は学校説明会に朝早くから出かけてしまったので

夫が送迎したらしい

どこから見ても、元気で丈夫

なのになぜ病院?

だれか、待合室でインフルエンザうつしてください


週に二回のジジババの部屋の掃除も

師走を迎えて大掃除バージョンになってきた

水は冷たいし

腰は痛いし

つらい


毎日頼まれる買い物も

なんだか増える一方だ

生協なんて誘うんじゃなかった

生協で買えるものは買ってくれたら・・と思ったけど

仕事が一つ増えただけだった


布団の上げ下ろしも

寒くなって

布団の枚数が増えて

パジャマの他にも

上に羽織るものとか

靴下とか細々したものが増えて

煩雑で憂鬱


「鶏肉食べる?」ともも肉二枚差し出すので

怖々手にしたら

「唐揚げにしたら、5個も持ってくればいいわよ」だって

それはさー

「唐揚げ食べたいんだけど、作るの面倒だから、おねがいできない?5個ぐらい持ってきてくれたら、後は食べて頂戴」

というのが良識ある日本語だと思いますけど?オカアサマ?

これからもも肉二枚買い足して

唐揚げ作るか

安いスーパーの肉だと「アタシのあげた肉じゃない」と騒ぎ出しても困るし

(スーパーの肉は固い)

私がいつも買う二倍の値段の肉、買うか

ああ、胃が痛い、唐揚げなんて食べたくないよぉ

金木犀

俳句で賞をいただきました。嬉しい。

でも、まぁ、地元の商店街の小さな地域でのことだし

授賞式のお知らせも頂いたけど

失念していました


先日、会の方が賞状と、その他冊子や副賞を届けてくださいました。

「お待ちしてたんですよ。NHKの俳句の先生もみえて、割と大きな、ちゃんとした会なんですよ」

ひたすら頭を下げて「失礼しました」

いや、そんなご立派な会だとは存じ上げませんでした

あらためて嬉しい


きんもくせいキミが生まれた日の匂い


娘の誕生日に作りました

思春期の入り口に立った娘との対峙は

これまでの私の子育てを全て突きつけられているようで

いたたまれないキモチになることもしばしばです

「これでも私を愛してくれるの?」と、娘に試されているような気分にさえなります

私も確かにいけない

勉強のこと、お行儀の事、日々の生活の事

あれもこれも凹んだところを丸く形付けようとする

そして綺麗な丸になったら今度は、それをさらに大きくしようとしている

自分の欲張りを恥ずかしく思います

それを「娘のためを思って」という大義名分で覆い隠そうとする自分

どうしてこんなに欲張っちゃうんだろう

娘が生まれたあの日

無事に生まれてきてくれただけで、あんなに嬉しかったのに

こんな幸せがこの世にあるのかと、驚いたほどだったのに

あのキモチを忘れちゃいけない

あの日と同じ金木犀の匂いが、私にそのことを教えてくれたのでした


・・・なんてことは話さずに、ひたすら頭を下げて

賞状を届けてくださった方が早々に帰った後

ジジババが「なに?誰?」と言うので

「私、俳句で賞いただいたんですよ。授賞式忘れちゃってて、今の方が届けてくださったの」と話したら

「ふーん」

でおしまい


今日は実家の父の誕生日だったので

プレゼントを届けに行って、受賞の事を話したら

父も母もすごく喜んでくれた


毎日病院へ送迎して

床屋にも送迎して

ババアのお使いに日々駆けずり回って

掃除に洗濯

とにかく、毎日キメこまやかにお世話して差し上げてる

舅姑は「ふーん」でおしまい


近くに住んでいながら、年に数回しか行けず

何もしてあげられない父母には

申し訳ないと思うことしきりです

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