こんにちは、
感情労働専門サポーター:田中由理です(^-^)

今の時期、
新人社員研修が
企業で行われていると思われます(^^)
そんなとき、“仕事の仕方”を伝えるにあたり
【PDCAを意識しましょう♪】と
鉄板のようによく出てくると思われます、
こんな感じで
    ↓
(画像はフリーサイトより引用)

このPDCAに対する
私の見解を1つお伝えします。

PDCAというのは
P:plan(計画)
D:do(実行)
C:check(検証、評価)
A:action(改善)
です。
要は、計画したものが
いかに形や結果になっているかを
確認する概念ですね。
今回はこの中のP(計画)に注目したいと思います。

現実の結果が計画したように振るわないと
会社の上司などから
「ちゃんと計画たてたんか!!」
という具合に、表現に違いはあれど
『計画の立て方が悪い』という旨の
指摘を受ける場面が発生します。

このことを通して思ったんですが、
「計画:Planって言うけど、ざっくりしすぎじゃない?」
ということ。
計画を立てることの大切さは伝わってくるけど、
すべてが大枠でしか語られてないので
上司:「計画してないじゃないか!」
部下:「いえ、計画はちゃんと立ててチェックも行ってました!」
という齟齬や認識のズレが生じるのです。
そして、少し脱線しますが、
ややこしいことに
ここで上司から言われる
「計画通りなってないじゃないか!」
の背景には、
対個人の目標計画だけでなく
「組織目標計画」という観点も
盛り込まれているのでややこしいのです(^-^;汗

よって
計画を構成する要素にどんなものが大切なのか、ここがごっそり抜け落ちているなと。
【計画を構成する要素を整理→計画(Planning)】
で計画(Plan)と立て回して行く方が
現実性を感じます。

なので、わたしは計画したものが現実で回っているかを確認するための概念としてはPDCAより
【SMARTモデル】の方を推奨します。
smartモデルは
以下の頭文字を取って構成されています。
     ↓
Specific:計画が具体的である
Measurable:測定可能である
Attainable:
成可能な
(希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かを確認する)
Realistic:組織のビジョンに一致させる
Timely:期限が明確である

ここで補足説明をすると
「測定可能である」というのは

計画や目標の達成度合いが本人にも上司にも判断できるよう、その内容を定量化して表し示すことです。

PDCAがお題目として終わり、
その結果『取組不足じゃないか!』という
リアクションを取らせないために、
便宜上は共通ツールとして
PDCAで会話は展開し、
頭の中ではこのSMARTモデルを念頭に置き、
計画を構成していくと
上司あるいは組織との齟齬や認識のズレも抑えられます。
もし仮に発生したとしても
構成要素として
「こういう観点、要素を盛り込んで計画しました」とこちらから提示できるので
お互いに発展性があります。

本日はここまで(^-^)
最後までお読み頂きありがとうございます☆