どこに行っても腰痛がなかなか治らない理由
よくなる堂
心と体の調整師 岩田正人です。
今まで延べ数千人の体を調整してきました。
すぐによくなる人もいれば
なかなか結果が出ない方もいます。
若い人たちは、
比較的早く回復していくことが多いです。
特に幼児やお子さんはスイスイ調整が進みます。
しかし、
年齢が上がっていくにつれ、
調整のスピードは遅くなっていきます。
私としては、
早くよくなっていただきたいので、
以前からのテーマでした。
最近答えの一つとして出てきたのが、
《年齢を重ねるごとに、骨自体が硬くなる。》
骨とともに軟骨も動きが悪くなります。
調整をしようとしても、
動きが悪い。
変化はするのですが、
その変化は小さく、
当然痛みが取れるまで時間がかかる。
ということになります。
なぜ骨がかたくなるのでしょう?
骨密度が低くなってくると、
骨の表面を硬くすることで、
体を守ろうとするのではないかというのが
私の仮説です。
骨の柔軟性を取り戻し早く回復するには、
骨格の調整をするとともに、
骨密度を上げていく必要があります。
骨密度を上げる方法としては、
適度な運動とカルシウムの摂取が有効といわれています。
ただし、
時間はかかるでしょう。
習慣化するためには、
無理は禁物です。
毎日できるレベルで行うのがいいとおもいます。
どこに行ってもなかなか治らないと思ったら、
骨密度を上げることに意識を向けてみてはいかがでしょうか。
「寝たきりになるか、旅行に行けるようになるかの瀬戸際だから
がんばってるんです」
よくなる堂に来られている86歳のお客さんの口癖でした。
先日、
同窓会で温泉に行かれたそうです。
いくつになっても、
気持ちがあれば回復するものなんですね。
勉強になります。