汁なしを食べたい気分。ちょうど都内に出る用事があったので、選択肢はたくさんある。やっぱりガッツリ食べたい。頭に浮かんだのは二郎亀戸。二郎はついつい行き過ぎてしまうのでセーブしているのだが、前回の越谷店から3ヶ月経過しているのでそろそろいいだろう。注文したのはもちろんこれ。

二郎@亀戸(汁なし+タマネギキムチ)


券売機を撮影していると、助手さんより「店内撮影禁止」の教育的指導をいただく。失礼いたしました。ぶーちゃん店主がひと睨み。いや、睨んでいない、相変わらずの恰幅の良さでそういう風に見えるだけ。個人的には、二郎の店主らしい店主だと思っている。絶対うまい一杯を食わせてくれるであろうたたずまい。コールはアブラだけ。固形に近いアブラをしっかりと入れてくれる。ヤサイはノーコールでよかったと思えるほどのボリューム。結構クタクタに茹でられているんだね。どうしたって目立つのはスペシャルゲストのタマネギキムチ。登板のタイミングとしてはまだ早いので温存。とりわけ豚がよかった。分厚いサイドの照りがたまらない。柔らかジューシーで脂身もたっぷり。気付いた時には箸が勝手に動き、亀戸名物ブタキムチをやっていた。登板のタイミング破り。少しずつ麺も絡め始める。二郎にしては細めのデロ麺。汁なしにはフライドオニオンが入る。このモサモサ感が地味ながら効果的。もしなかったら、もっと殺風景になっているだろう。スープは醤油の主張に、液体アブラが思いのほか入っているのでオイリー。このくらいのタイミングでタマネギキムチを投入し始めるのが本来の想定。辛くない、甘い、そして酸っぱい。味変で丼の風景を一変させてくれる清涼感あり。満を持して黄身と混ぜる。混ぜる、混ぜる。全体がマイルドに味変。ここでダメ押しのタマネギキムチ。今日は最後にコショウで〆てみた。久しぶりの二郎ということで、ひと口ひと口をしっかり堪能しながら食べた。同じロットの中では食べ終わるのが一番遅かった。また、あまりゆっくり食べたからか、後半、麺量が少しだけきつかった。汁なし、修行先の関内譲りの汁なしだが、ラーメンの延長線上にある汁なしだなと思った。関内はもう少し汁なし感があったような気がする。



ラーメン二郎 亀戸店東京都江東区亀戸4-35-17

*横綱親方は「アブラブ(油そば好き集まれ!)」に参加しております。

 

ラーメン二郎 亀戸店ラーメン / 亀戸駅亀戸水神駅東あずま駅
昼総合点★★★★ 4.0