日本海軍がまさにそうですが、日本型組織というのは、現場は世界一頑張っているのに、トップは後ろにいるか、いざとなったら逃げる。
失敗の責任は誰も取らずに、隠蔽する。
これは昔から変わらない本質です。
 
JALの職員に聞いた話ですか、日航ジャンボ機123便墜落事故の責任の所在について言及するような人間は左遷され、責任の隠蔽に協力した人間は出世したそうです。 

「高浜機長もそうだし、スチュワーデスの皆さんもそうだけど、JALというのは、現場の人間は精一杯頑張ってるんです。
しかし、上層部には隠ぺい体質があって、悪性腫瘍を出し切らないまま、放漫経営で倒産してしまった」
と、そのJALの人は言っていました。

東電もそうですが、これが日本型組織の典型であり、海軍も上層部は同じです。

その点、アメリカは違う。
軍でも政治でも「上層部の責任」は、徹底的に追究されます。