久保陽子です。
コロナウイルスという予期せぬ感染症により
自粛生活を余儀なくされている私達。
また苦しい環境にある方々も
たくさんいらっしゃる事と思います。
数ヶ月前までは誰も予測していなかったこの事態をどう捉えるか、どう乗り切るか?
ヒントが絵本にありましたので
ご紹介します。
おちゃのじかんにきたとら
作 ジュディス・カー 訳 晴海耕平
英語版もありました😆
お話しは
ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると玄関のベルがなるところから始まります。
誰かしら?とドアを開けるとなんと とらが⁉️
「ごめんなさい、ぼくとてもおなかがすいているんです。おちゃのじかんにごいっしょさせていただけませんか?」
「もちろんいいですよ。どうぞおはいりなさい。」
お母さんがサンドイッチはいかがとすすめると、とらはお盆の上のサンドイッチを一口で飲み込み、テーブルの上のものを全部平らげました。
それだけでは足りず
作りかけの夕ご飯
冷蔵庫のもの
戸棚の中の缶詰を全部食べ、
オレンジジュース、お父さんのビール、
水道の蛇口のお水まで全部飲んでしまいました。
やがてとらは
「すてきなおちゃのじかんをありがとう。」
と帰ってしまいます。
お母さんはお夕飯の材料が何もない事に
またソフィーもとらがお水を飲んでしまったので
お風呂に入れない事に気づきます。
そこへお父さんが帰ってきて
「おとうさんにいい考えがあるよ」
といって家族でレストランに行き、
ソーセージとフライドポテトとアイスクリームつきの夕食で幸せなひとときを過ごします。
翌日、またいつとらがやってきてもいいように
お母さんとソフィーは食べ物をたくさん買います。
でもあれから一度もとらはやってきませんでした。
と、いうお話し。
とらがいきなり家にやってくるとかある?
とか
驚きもせず普通に家に入れるの?
家中の物食べられて平静でいられる?
とか
ツッコミどころ満載❗️
こんなに家中荒らされているのに
ソフィーったらトラのしっぽに
すりすりしちゃって
普通じゃあり得ないようなファンタジー😆
でもこういうお話し子供達は大好きですよね。
でもね
何の予告もなく不意にやってきたととら
=コロナウイルス
と捉えてこの絵本を読んでみるとちょっと
考えさせられます。
急にやってきたとらによって
家の中は荒らされ、
全ての食べ物飲み物がなくなります。
でもそれを慌てず騒がず
あるがままに受け止め、
さらには状況を楽しんでいるようにも見える
ソフィー達。
何もなくなってしまったけれど
嘆いたり、悲しんだりせず
生活するにはどうすればよいか
また次にとらがきた時に何を備えるべきか。
ただその点を考えるだけ。
起きた事をただただ受け止め、今あるものを確認
➡️なりたい未来に向けて今できる事をする
というめちゃくちゃ未来志向なんです❗️
もちろん仕事がなくなり
明日の生活にも困っていらっしゃる方
コロナウイルスと戦う医療従事者の方、患者の方
など苦しい状況の方はきっとたくさんいらっしゃると思います。
そんな方に嘆き悲しむなとは言いません。
でも起きてしまった事象は変えられませんよね。
過去と相手は変えられない。
変えられるのは未来と自分だけ。
今自分にできる事は何だろうか。
絵本を通じて改めて考えさせられました。
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