こんにちは。
9月は「世界アルツハイマー月間」と
いうことを皆さん
ご存じでしょうか?
認知症になっても希望を持って自分らしく
暮らし続ける社会の実現に向けて
世界で様々な取り組みが行われる予定、
ということです。
なぜ9月がアルツハイマー月間
なのでしょうか?
厚生労働者によると、
1994年9月21日、スコットランドで
「第10回国際アルツハイマー病
協会国際会議」が
開催された際、会議開催10周年を
祝い会議初日の9月21日を
「世界アルツハイマーデー」と
定めたということです。
そもそもアルツハイマーとは?
アロイス・アルツハイマーという名前の
ドイツの神経病理学者に由来していて
1906年に精神病院に入院して
亡くなったアウグステという患者さんの
報告をしたことが発端だということです。
広島市では、9月21日
午後6時~午後10時に
広島城を認知症支援の
シンボルカラーである
オレンジ色にライトアップする
取り組みをするそうです。
なぜ認知症のカラーはオレンジ色なのか?
日本の認知症支援のシンボルカラーです。
江戸時代に活躍した陶工・酒井田柿右衛門が
夕日に映える柿の実のオレンジ色から
着想を得て作り出した赤絵陶磁器が
世界中で高い評価を受けたことから、
認知症サポーターのオレンジリングも
日本から世界へ羽ばたくという
願いが込められたということです。
ネクサスグループは介護事業所を運営していて、
認知症の人たちが支援を受けながら
自立した生活をするグループホーム2施設、
認知症を含む社会的弱者を、
訪問・通い・宿泊で支援する
小規模多機能型ホーム1施設があり
日々スタッフはそうした方と向き合って
仕事をしています。
スタッフの方たちの願いは
認知症に対する、まさに認知を
もっと皆さんにして欲しいという
ことです。
認知症と聞いただけで
「ぼけ老人だろ」という
一方的な決めつけで
対応してしまうとお互いにとって
不幸になってしまうのでは?
ということを口にしています。
厚生労働省によると
2025年(今年)は
65歳以上の5人に1人は
認知症になるという推計です。
広島城のオレンジ色には
認知症、
アルツハイマー病のことを
少しでも考える
きっかけにして欲しいという
願いが込められています。

