こんにちは
ある高校で開かれた企業説明会に参加しました。
生徒12人が3人づつ4班に分かれ、
企業ブースに1班20分間で
説明を聞くという形式です。
今回はネクサスグループの
介護福祉事業部として参加、
グループホーム(注1)と
小規模多機能型ホーム(注2)では
どんな仕事をしているのかを
現場の管理者と共に
説明させていただきました。
今、介護業界では「2025年問題」が
大きく注目されています。
第二次世界大戦後の第一次ベビーブームに
生まれたいわゆる
「団塊の世代」が75歳に達し、
人口の4分の1が後期高齢者となるのが
2025年。高齢化の大きな波が
押し寄せる一方で深刻な介護人材不足に
陥ると予測されています。
介護の現場も、高齢者も、
これから高齢者になる人も、
介護職を目指す若者も
「今後どうなるの?」と不安が高まっています。
高校生はどんな事考えているのだろうか?
そんな中ある女子生徒が「介護職」を希望している、
と先生が教えてくれました。
その生徒は話を静かながらも目を見て聞いてくれて、
車いす体験も積極的にしてくれていました。
もちろんこれからいろんな選択肢がある中で
変化していくこともあると思いますが、
現時点で介護職に興味を持ってくれていると
いうことだけでもすごいなと感じました。
そしてそんな彼らが職場に入ってきた時、
「失望」せず働き続ける
ことができる職場づくりが、
受け入れる大人たちの仕事です。
注1:グループホーム
認知症のある高齢者が専門スタッフの
支援を受けながら9人までの小規模な
ユニットで共同生活をする介護施設。
注2:小規模多機能型ホーム
「通い」「訪問」「泊り」を組み合わせて
提供するサービスを一体化して運営する
事業所。
