今読んでいる新聞に片岡義男さんの自叙伝のようなものが連載されている
片岡さんの作品は入社したてのころよく読んだ
最初は雑誌のエッセイから入っていった記憶がある
そのころは東京人になりたくて、ぴあ、ホットドッグプレスやポパイなどの雑誌をよく購入していた
もっとも東京で働いていたけどね
片岡義男さんの小説にハマったのはそのころ
ボクが本を選ぶうえでの基準は、作者の思考、人となりが分かり、自分に合うと読みたくなるし、外れがない。
だからエッセイから読むことが多い
二十歳のころ、職場のボクのロッカーの上には赤い背表紙がズラッと並んでいた
それは片岡義男さんの小説
飲んだ席で片岡義男さんの小説を話題にしたとき、同僚が読んでみたいというので職場に持参したことがきっかけ
後輩や先輩に人気で、飛ぶように売れていた
(もちろん無料です)
乗務の合間の休憩に赤の背表紙の本を読んでいる同僚を見かけると
なぜか嬉しくなったものだ
表題の曲は片岡義男さん原作の映画
「スローなブギにしてくれ」
この出だしが好きなんですよ
うおんちゅ~