こんにちは 東京の行政書士 横田 あずまです。
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みなさんこんにちは!
今日はビザ申請を本業にしているビザ行政書士業界ならではの本音トークを書いてみたいと思います。
東京入管の範囲エリアは結構広くて、一番大きい東京品川にある東京入管(いわば本局)が一番有名ですが、
横浜にも支局があり、
川崎・千葉・松戸・さいたま・立川・高崎・宇都宮・水戸・甲府・新潟・長野などにも出張所があります。
品川の東京入管はすごく混んでいて、待ち時間も長いため、避けてしまう方も多いと思いますが・・・
許可が難しい内容の申請、
事情が複雑で説明がたくさん必要な申請、
不許可になるかもしれないリスクのある申請、
すでに不許可になって再申請する場合の申請、
など、難しい&不許可がからむ申請は、必ず、品川の東京入管(本局)に申請してください
(地方入管であれば、もっとも大きな札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・高松・福岡の入管本局に申請してください)。
なぜなのでしょうか? 以下は特に東京入管のエリアを想定した内容になりますが、
他の地方入管エリアでも、おおよそあてはまる内容かと思います(地方の方も、もし選べるのであれば、品川の東京入管での申請をおすすめいたします)。
それではスタート!
難しい&不許可がからむ申請の場合には、必ず、(横浜や千葉などの支局や出張所ではなく)品川の東京入管に申請しなければいけない理由は、以下のようになります。
あくまで私や周囲のビザ申請専門の行政書士の今までの経験や業界内部の事情を元にしていますが、
おおよそ業界関係者であれば、その通りであることを認めてくれる内容かと思います。
1,品川の東京入管は、審査官の質&量(層の厚さや人数の多さ)&経験値、どれをとってもトップクラス。
・質に関して=決して他の支局や出張所が悪いわけではありません。支局や出張所は、おおむね平均的かややそれ未満の傾向に対して、品川の東京入管は、平均以上の方が多く在籍している傾向がある、ということです。
・量や経験値に関して=まずは単純に人数が多いです。経験の長い熟練した上級の審査官の充実ぶりも圧倒的でしょう。
これらの事情について、より深く説明すると役割分担の話になります。以下に詳しく書きます。
2,本局・本部である品川の東京入管と、横浜や千葉などの支局や出張所のリアルな役割分担の事情
まずは、役割分担の内容を分かりやすく言うと以下のようになります。
・本部・本局(品川の東京入管)=網羅性重視。困難&不許可がからむケースにも対応が前提=困難ケースも十分に審査してもらうことが期待できる場合が多い。
・支局や出張所(横浜や千葉)=利便性重視。通常の難しくないケースに対応が前提=困難ケースを十分に審査してもらうことはあまり期待できない場合がある。
2-2,支局や出張所(横浜支局や千葉出張所)の役割や事情
つまり、支局や出張所は、難しい&不許可がらみの申請について対応することは、おそらくは想定されていません。
「申請人の利便性のために」「そこまで難しくない通常ケース」を「家から近いところで簡単にさばく」ことが優先されている傾向があるように思われます。
私の知る限り、支局や出張所の本音は、おおむね以下のようなものになります。
「支局や出張所は、難しい案件が申請されることを想定していないので、申請されても困る・・そのようなハードな案件を審査できる人材は配置していない。するなら本部・本局の品川の東京入管にしてほしい・・・・」
私自身も、千葉出張所や横浜支局で実際にこのような反応やそぶりをされた経験があります。
2-3、本局(品川の東京入管)の役割や事情
それに対して、本省(上部組織である法務省)に一番近い、品川の東京入管は、いわば本部・本局なので、
難しい案件が申請されることも当然に想定していますので、そうした案件にも対応できる人材をいつも配置しており、
自然と審査の能力や経験値がより高い審査官が多く集まっていることは否定できません。
その結果、難しい&不許可がからむ申請について、多くの説明書や立証資料や上申書などを提出しても、きちんと対応してもらえますし、
不許可理由の聞き取り調査をする際に、色々と質問や問いかけをしても、審査官や担当者は知識や経験が深い場合が多く、
的確な回答や反応をいただけるので、どんどん話が深まっていき、有用な情報を多くとることができます。
その結果、許可率がよりアップしていく、効果的な再申請をすることができるのです。
まさに、難しい&不許可がからむ申請で許可を取るための、「理想的な」「申請・審査・不許可理由の聞き取り調査・再申請」が可能になるのが、品川の東京入管であると言っても過言ではありません。
2-4,ただし、きちんとした手厚い申請でなければ、品川の東京入管に申請する意味はない(カジュアルな申請やありきたりの定型的な申請をするなら、どこに申請しても変わらない)
つまり、ありきたりの定型的な申請やカジュアルな申請をするのであれば、上記のような品川の東京入管の真価が発揮されることはありませんので、
支局・出張所へ申請するのと全く変わらなくなってしまい、品川の東京入管に申請する意味がなくなります。
ですが、きちんとした手厚い申請をするのであれば、絶対に品川の東京入管に申請すべきです。
きちんと申請すれば、きちんと許可に近づくことができます。
ビザ申請業務を長らくやっていて、困難案件にも対応しているビザ専門行政書士であれば、これを否定する方はかなり少ないと思います。
つまり、申請する側も使い分けが必要であり、「混むから」「待たされるから」「遠いから」という理由だけで品川の東京入管を避けることは、すべきではありません(日本でのビザ人生かかってますから・・・)。
難しい&不許可がからむ申請であれば、きちんとした手厚い申請を、必ず、品川の東京入管にすべきです。
2-5,私の実体験
上記で少し触れた点について詳しく書きます。
実際の私の実体験でも、不許可理由の聞き取り調査をするために、千葉入管(出張所)や横浜入管(支局)に行ったところ、十分な知識や経験のない審査官とのやり取りで情報が取れずに大変苦労した経験があります。
つまり、そのビザについて通常問題となる点や、細かな要件の確認・実務上の審査ポイントの確認・近年の審査傾向などについて、
ひつこく色々な角度から質問や問いかけをしてみても、明らかに分かっていない様子で、要領を得ない回答しか返ってきませんでした。
審査官のそのような対応ぶりからすると、本当にきちんと審査をしてくれていたのか、不安にも思いました・・・
私自身、長らく品川の東京入管に難しい&不許可がからむ申請を百件単位でしてきていますが、品川ではそのような対応にあったことは、ほぼありませんし、審査に不安を感じたこともほぼありません。
的確で細かなアドバイスをほぼ毎回のようにいただいてきておりますし、おおむね納得のいく審査内容の場合がほとんどです。
このような個人的な経験からしても、圧倒的な差があるのが事実ですし、長らく周囲の業界人の状況を聞く限りでもおおむね同様の模様です。
どうか、的確な使い分けをしてください。
2-6,最後に注意点
支局や出張所そして品川の東京入管でも、なんとなくそれっぽい不許可理由を言われてうやむやにされてしまう、濁されてしまうというのはよくあることです(特に本人が自分で申請した場合や専門家によるカジュアル申請の場合)。
つまり、品川の東京入管でも、申請人や専門家の足元を見て対応を変えてくることは、昔から実によくあることなのです。
「足元を見て対応を変える」とは=「リアルな実務を含めビザのことをよく知っている人にはそのレベルに合わせて対応するのですが、知らない人にはそこそこの対応しかしない」ということです。
理由は色々あるのですが、長くなるので省略します。
(上から目線の失礼な話ではありますが・・)たぶん知らない人に説明しても分からないという前提もあるのだと思います。
また、単純に忙しいので、不許可の複雑な背景や事情等を詳しく説明している時間や余裕がないというのもあるかもしれません・・
また、国防や治安維持が目的の入管業務では手の内を明かせないため、入管が知らない人に審査ポイントなどを教えることもできません。
つまり、入管は、ビザのことをよく知らない申請人・専門家には、とても不親切なのですが、
国防・公安・治安維持が目的の役所なので、これはなんとも仕方のないことなのですよ・・・
優しくしてはいけない、警察のような役所なのです。
その反面、ビザのことをよく知っていて、きちんと丁寧な申請をする専門家には、とても協力的で優しいです。
これは昔からの定番の傾向で、「入管の二面性」ともいえる現象です。どうかご注意下さい。
以上、本音トークのリアルな事情でした。
今日はここまでになります。
当事務所は不許可案件や困難案件がほとんどで、じっくり丁寧に一件一件作成するスタイルを取ってきて日本のビザ申請一筋14年目になります。その経験や知識がみなさんのお役に立てば幸いです。
何かあればお気軽にご相談ください。
入管・外国人ビザ(在留資格)申請専門 行政書士 横田あずま
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