横野純貴オフィシャルブログ Powered by Ameba -171ページ目

ブラジルだより3


留学も今日の練習で終わりました。

ここ1週間は、練習の負荷も大きくなり、毎日疲れでぐったりしてました。サッカーで感じたことは、自分の中にしまっておき、サッカー以外で感じたことを書きます。

まずブラジルにきて、自分がもっている世界観が一気に変わりました。

ブラジルの文化や生活、人々に触れてみて、こんな生き方や暮らし方があるのかとわかりました。

毎日毎日、勉強させてもらいました。

そしてブラジル国民のサッカーへの熱はすごく、試合を見ているのにも本気で怒って、本気で喜んで、本気で悔しがる!

時に身の危険を感じた時もありました。笑

この留学は、通訳がいなかったので正直、最初はどうやって伝えればいいのかわからなかった。

多少は、ポルトガル語を知っていたので自信はあったのですが、話すスピードがものすごく早くてその自信がすぐになくなりました。

最初の一週間は、単語や文を勉強してそれを選手に積極的にトライしました。でも返ってくる言葉に答えれなかったり…。笑

でも自分なりにすぐわからないと言うのではなく、できるだけ通じあうようにしていこうと決めていました。

それが今では、何を言っているのかだいたいわかるようになってきたし、ちゃんと会話できるようになってきました。
本当に伝えようとすれば伝わるんだなと感じました。

最後にブラジル人の一番すごいと感じたところは、絶対に落ち込まないとこ。そして常に毎日笑顔で元気なとこ。

コンサにいたブラジル人選手もそうだけど、自分が悩んだりして暗い顔してる時に『なんで笑顔じゃない!笑顔じゃないと幸せがこない!』とみんな(とくにエジソン)に言われてたのも思い出しました。

小さなことだけど、それはすごく大事だと思うし、自分もそうなっていこうと思えました。

この留学は、サッカーを上手くなるために来たつもりだったけど、サッカー以外でこんなにも勉強になるとは思ってもいなかったですし、すごく貴重な経験ができたなと感じました。

うまく伝えれないけど、本当に来て良かったです。

留学に携わった方々に、本当に感謝しています。

チームメイトやスタッフ、地域の方々に優しくしていただき、充実した毎日を過ごせました。

ブラジルで新しい友達もたくさんできましたし、今では、離れることが本当に寂しく感じてきました。

可愛い後輩荒野くんも、最初は『私の名前は、あらのたくまです』しか言えなかったのに今では、積極的に話す姿を見て成長したなと感じます。

でも僕たちには、コンサドーレ札幌が待っていますし、新チーム始動がすごく楽しみです。

気を付けて帰国します。

オブリガート。

JUNKI YOKONO