昨日はダンナっちの職場へ、
挨拶に行ってきました。
ダンナっちの職場に行く前に市役所で
手続き関係をしたのですが、
戸籍取るだけで、まぁ時間がかかるかかる。
1時間近くかかる、
危うく5000円近く余計に払うハメになりそうになったり。
ちょっとトラブルがありました。
ダンナっちの職場へは、
持ち帰りの荷物もあるだろうと、
車で行ったのですが。
横浜のみなとみらい方面にある職場だったので、
やはり渋滞にはまりました。
少し遅れて到着。
生前のダンナっちから、
何かあって車で来る場合は、
お客様駐車場は絶対使っちゃダメ!
ココを使いなさい、と言われていた駐車場があったため、
そんなに迷わずにすみました。
いわゆる総務に着いて、
様々な手続き関係の書類をいっぱい書き。
やはり退職理由に「死亡」「胃癌のため」等書かなければいけなくて、
ちょっときつかったのですが。
でも1番きつかったのは、
ダンナっちのロッカーの片付けと
使っていた制服の片付けでした。
あぁ、この制服、何度も洗ったな~とか
この制服着て頑張っていたんだな~とか。
そして仕事用の帽子に1本だけ
ダンナっちの髪の毛が付着しているのを見たとき、
ガマンしきれず泣いてしまいました。
あんなに仕事が大好きで、
自分の仕事に誇りを持っていた人なのに・・・。
もうこの仕事をさせてあげる事ができないんだ・・・。
そう想うと悲しくなりました。
その後、お忙しいのに支店長さんが待っていてくださったので
ご挨拶をさせtいただきました。
こちらを気遣っての言葉だったろうけど、
「わが社にとっても、これだけの人材をなくすのは痛手です」
なんて言ってもらえて、嬉しかったです。
今頃ダンナっち、誇らしげな顔をしていそうです。
それから所属していた課にも行き、
ご挨拶をしてきました。
みなさんお仕事中だったのに、
手を止め声をかけてくださいました。
直属の上司で、ダンナっちをすごく可愛がってくださった方は
「何でもいいから、困ったら連絡して」
なんて言ってくださって。
こんなにも優しくしてもらえ、かわいがっていただけて、
だからダンナっちは最期まで「仕事をしたい」
と言っていたんだな~とわかりました。
そしてダンナっちの想いがわかった事がもう1つ。
ダンナっちの職場は、小泉政権時代に色々あって
民営化された元公務員です。
おかげさまで労働組合や共済が強く、
自分が申し込めば、職場の互助会なども入れたらしく。
昨日手続きをしていて、
いくつか入っていてくれた事がわかりました。
そんな大きな掛け金ではなかったけど、
埋葬費に公的補助以外にも手当てが出たり、
お見舞金みたいに少しは出たり。
ダンナっち、何も考えていなさそうで、
じつは家族の後の事を考えていてくれたんだとわかり、
ダンナっちの想いを感じました。
自分亡き後も、家族を少しでも護れるように・・・
と考えていたんだとわかりました。
ダンナっち、ありがとう。
給料明細を見せてもらって
「何でこんなに引かれるもの多いの~!」
なんて言っていてゴメンよ~。
生きている時だけでなく、
この世を旅立ってからも、
ダンナっちの愛情、家族への想いを感じられて、
本当に嬉しいし、大事にしてもらっていたんだとわかりました。
お金が全てではないけど、
自分亡き後、すぐに家族が困るような状態にならないように
色々考えていてくれたんだね。
やっぱりあなたは一家の大黒柱であり、
頼れるダンナ様、頼れるパパですね。
職場に行くのは辛いことだったけど、
ダンナっちの想いを知る事ができて
本当に良かったです。