心の整理 | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

ダンナっちが亡くなって、
明日で1週間になります。

この1週間本当にバタバタで、
まだ1週間しか経ってないの?
という感覚です。

でもこの1週間でだいぶ心の整理は
ついてきたように感じます。

いや、心の整理の準備段階は
もっと前からしていたんですよね。

ダンナっちと闘病を始めてから2年1ヶ月。

その間、劇的な回復もあったし、
治療のかいあり元気な時もたくさんあったけど。

でも最初の余命宣告で医師から
「治るような病気ではありません」
と言われていたので、
どこか毎日少しずつ心の準備をしていたように
感じます。

そして抗がん剤を止めると決心して、
亡くなるまでの1ヶ月、
短かったけどこうやって一緒にいて看病できて、
また日に日に弱っていくダンナっちをみてきて、
1つ1つ受け入れようと心が動いたので。

今亡くなってまで1週間だけど、
想っていたよりもスムーズに
彼の死を受け入れられています。

ここ2日くらいは泣くこともなくなって、
笑顔でいられる事が増えました。

最期の1ヶ月、私はダンナっちの為につくしてきた、
ダンナさんが安心するように、幸せだと感じるように、
と思って行動してきたけど。

それだけでなく、ダンナっちからは
これから遺された私や娘がスムーズに立ち直れるように、
明るく前を向いていけるように、
そんな準備段階をくれていたのだと感じています。

これって、彼からの愛ですよね~。

こうやって彼がこの世を去ってからも、
彼の愛、家族への想いが受取れるなんて、
私幸せ者だな~と思います。

スイマセン、のろけましたw

まだまだふとした瞬間に彼との11年間を思い出して、
こみあげてくるときがあるけど、
少しずつ少しずつ、ゆっくりと歩いていってます。