野村証券のG10為替戦略主任ジェンズ・ノードビッグ氏は「非常に変動の激しい時期に向かっている。ドルが今後数週間上昇する可能性を排除しない」と述べた。
ドル指数は今週に入り3.1%上昇しており、2008年10月以来の大幅な伸びになる見通し。
ユーロ/ドルは0.6%下落し、3週間ぶりの安値となる1.2151ドル付近。週間ベースでは4%安と、約3カ月ぶりの大幅な下げとなった。 続く...
米景気回復の失速を背景に7月初旬以降ドルへの売り圧力が続いたものの、ドルは今週に入り値を戻している。前出のノードビッグ氏は、たとえ米経済が減速したとしても、他国も同じ問題に直面しているとの見方から、投機的なドルのショートポジションや、ユーロ圏周辺国債券などを含む高利回り資産に投資するキャリー取引を巻き戻す動きが出たと指摘する。
同氏は来週以降は値動きの激しい展開になる可能性があると予想する。「米指標が今後予想を下回るようであれば、ドルを対円で支援する一方、ユーロや豪ドルなどを支えることになるだろう」と述べた。
ドル/円は0.4%高の86.30円。週間では約1%高。今週は、一時85円を下回り、15年ぶりの安値をつけた。
ユーロ/円は0.2%安の115.05円。
ドル/スイスフランは0.2%高の1.0522スイスフラン
http://jp.fujitsu.com/solutions/financial/link/12.html
ドル指数は今週に入り3.1%上昇しており、2008年10月以来の大幅な伸びになる見通し。
ユーロ/ドルは0.6%下落し、3週間ぶりの安値となる1.2151ドル付近。週間ベースでは4%安と、約3カ月ぶりの大幅な下げとなった。 続く...
米景気回復の失速を背景に7月初旬以降ドルへの売り圧力が続いたものの、ドルは今週に入り値を戻している。前出のノードビッグ氏は、たとえ米経済が減速したとしても、他国も同じ問題に直面しているとの見方から、投機的なドルのショートポジションや、ユーロ圏周辺国債券などを含む高利回り資産に投資するキャリー取引を巻き戻す動きが出たと指摘する。
同氏は来週以降は値動きの激しい展開になる可能性があると予想する。「米指標が今後予想を下回るようであれば、ドルを対円で支援する一方、ユーロや豪ドルなどを支えることになるだろう」と述べた。
ドル/円は0.4%高の86.30円。週間では約1%高。今週は、一時85円を下回り、15年ぶりの安値をつけた。
ユーロ/円は0.2%安の115.05円。
ドル/スイスフランは0.2%高の1.0522スイスフラン
http://jp.fujitsu.com/solutions/financial/link/12.html