今回の投票結果で判ったことでは、ほとんどは浮動票だが、武術には固定票が4~常に数票があったということです(レスリングは一回目に8票獲得)

「ある事実」1ラウンドの最初の投票。

レスリングが過半数の8票でいきなり最終候補入りした。注目すべきは、野球・ソフトとローラースポーツ、ウエークボードの3競技が0票だったということです。

(※大体、日本の報道では国内びいきがあることで、多くは書きませんでしたが、ここで武術3票、スポーツクライミング1票、スカッシュ1票、空手1票)

1位抜けしたレスリングを外し、7競技で2ラウンド目の投票に移った。空手がトップの5票。武術4票、スカッシュ2票。野球・ソフトとスポーツ・クライミングは1票。

ローラースポーツ、ウエークボードが0票となり、0票の両競技を外した5競技で3度目の投票を実施。空手、武術がいずれも4票、野球・ソフトは3票。スカッシュ2票。スポーツ・クライミングが1票となりました。

空手、武術、野球・ソフト、スカッシュの4競技で4度目の投票を実施し、空手と武術が4票ずつ、野球・ソフトとスカッシュも3票ずつとったため、野球・ソフトとスカッシュのプレーオフが行われ、野球・ソフト(8票)がスカッシュ(6票)を上回りました。

それから合計11回が続きました。

最期の1枠について

今回投票した IOC 国際オリンピック委員会 理事

今回の国際オリンピック委員会のメンバー

ジャック・ロゲ会長は今年で退任、多くのメンバーも2016年リオデジャネイロ五輪開催年に退任。

ゆえに今回を受けて、次回は全員が入れ替わっていることが判ります。

今後に、目指すべきものは3つ、と私は所感で思います。


1、武術のオリンピック化を真剣に思うなら、項目において より多くの正しい認識での普及が行われること。

2、大会の模様は、会場に賑わいがあって自然体で盛り上がっているようになること。

3、次回は新しくなっているIOC委員会理事から自然体でも関心や興味を得られるようになっていること。


国 委員 役職 任期

ベルギー    ジャック・ロゲ 会長 2001-2013

以下の14人が投票を行った。

国 委員 役職 任期

ベルギー    ジャック・ロゲ 会長 2001-2013

以下の14人が投票を行った。

シンガポール   セルミャン・ウン 副会長 2009-2013
ドイツ     トーマス・バッハ 副会長 2010-2014
モロッコ    ナワル・エル・ムータワキル 副会長 2012-2016

イギリス    クレイグ・リーディー 副会長 2012-2016
スイス    ルネ・ファゼル 理事(AIOWF会長枠) 2008-2016
オーストラリア ジョン・コーツ 理事 2009-2013

南アフリカ    サム・ラムサミー 理事 2010-2014
スウェーデン   グニラ・リンドベリ 理事 2011-2015
アイルランド    パトリック・ヒッキー 理事(ANOC会長枠) 2012-2016

台湾        ウ・チンクオ 理事(ASOIF会長枠) 2012-2016
グアテマラ    ウィリー・カルトスクミット・ルジャン 理事 2012-2016
ウクライナ    セルゲイ・ブブカ 理事 2012-2016

スペイン    フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア 理事 2012-2016
ドイツ     クラウディア・ボケル 理事(選手委員会委員長枠) 2012-2016