第一回の打ち合わせ会は8月6日(月)に

こまつ座代表の井上麻矢さんをお迎えして行われました。

井上さんからは、井上ひさしさんの作品を

ぴかぴかに磨き上げて淡々と上演し続けていく

どんなに苦しくても継続していく…作品に対する愛情とパワーを感じました。

 

『マンザナ、わが町』については

当初『おばさんたち』というタイトルだったという秘蔵話から始まり

当時のレーガン大統領が1988年に市民の自由法(Civil Liberties Act of 1988)に署名。

日米戦争中に強制立ち退き・収容された日本人移民および日系アメリカ人に対し公式に謝罪し、各自に2万ドルを支払うということが発令されたそうです。

大統領が過ちを認めた瞬間だったそうです。

けれどその当時に生きておられた日系人は150名程だったそうです。

それをTVでご覧になった井上ひさしさんが、これを芝居にしなくてはと

そんな強い思いが詰まった作品。

このポスターは、自治の町、マンザナの風景を描いたもので

監視塔、サーチライト、鉄条網で囲まれた居住区が描かれています。

アメリカは自由な国。自治の国…

初演から25年を経て、きっと今だからこそ、観て感じられる作品だと思います。

 

横浜演劇鑑賞協会第292回観劇会

こまつ座公演

『マンザナ、わが町』

日時:2018年

11月 9日(金)13時00分開演

11月10日(土)13時00分開演

会場:神奈川県立青少年ホール

 

第23回読売演劇大賞優秀作品賞・同賞最優秀演出家賞(鵜山仁)
同賞最優秀女優賞、第50回紀伊國屋演劇賞個人賞(熊谷真美)など
数多くの賞を受賞した『マンザナ、わが町』が
日本人海外移住150周年の記念すべき年に待望の再演決定。

 

【あらすじ】

 

1942年3月、カリフォルニア州マンザナ強制収容所。
そこには、収容所所長から「マンザナが決して強制収容所ではなく、

集まった日系人たちの自治によって運営される一つの町なのだ」という

内容の朗読劇『マンザナ、わが町』の上演を命じられた五名の日系人女性がいた。
ジャーナリスト、浪曲師、手品師、歌手、映画女優という

出自も経歴もバラバラな彼女らは時に笑い、悩み、ぶつかり、

時にともに歌いながらも稽古を重ねてゆく。
一つの“色”に染められないように…たくさんの“色”があるからこそ美しい。
ひとりの“人間”としての誇りを持とうとする五人が下した決断とは。

 

【CAST】(台本順)

土居裕子 

熊谷真実

伊勢佳世
北川理恵

吉沢梨絵

 

【STAFF】

作 井上ひさし

演出 鵜山仁

 

【例会の流れ】

 

☆希望日伺い☆

受付中です。

9月会費納入時に希望日をうかがっております。

 

☆座席割☆

9/19(水)に行われます。

今回の座席ローテーション

A-1:保土ヶ谷、戸塚

A-2:磯子、鶴見、市外、泉

A-3:港南、金沢

B-1:旭、瀬谷、港北、緑

B-2:南、神奈川、栄

B-3:西、中

(座席は、毎回、地区毎に回して平等にしています)

 

9月分の会費をお支払い済の方で希望日が未提出の方。

もしくは9月分の会費をお支払い済の方で希望日変更の方。

 9/19(水)に『マンザナ、わが町』の座席割が行われますので、

 9/18(火)までに、お電話もしくはFAXでご連絡をお願いいたします。

 9月例会『八月に乾杯』の会場でも受付いたします。

 

上記の以外でも受け付けますが、ローテーション外になってしまいます。

 

☆座席シール渡し☆

10月会費納入時にお渡しいたします。

また、10月会費納入済みの方は、9/20.以降お渡しできます。

 

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