5連休初日、近場のアウェー、チームは好調。

本来なら味スタで観戦したのに、という方も多いことと思います。

東京・神奈川ともに「まん防」になった時点で、ビジター席なしとなり、その望みは絶たれていました。

 

さらにその後、追い打ちで東京に緊急事態宣言が出され、しかも人の流れを抑える(→人が出掛ける場所を作らない)ためという趣旨で、Jリーグは無観客開催を要請され、久々のリモートマッチになってしまいました。

昨年7月に2試合経験して、もう二度とこんなのいやだと思っていましたが。。。

 

同じ首都圏ということで神奈川が巻き込まれたら、マリノスのホームゲームも無観客になり得ます。

今のところ、それは免れていますが、この連休で感染状況が悪化するようなことがあれば、分かりません。

アウェーゲームという遠足はともかく、ホームゲームという日常は失いたくありません。

 

 

1.この試合の前提

  • 3月に続き、4月も無敗で走り抜けたマリノス。暫定4位で川崎・名古屋を追います。
  • 3日前のカップ戦では、アウェーで大勝しました。グループステージ突破に王手がかかっています。
  • 怪我人はテルと南だけかな。
  • 渓太のウニオン・ベルリンへの完全移籍が決まりました。
  • 負傷離脱を繰り返し、厳しいと言われていましたが、最近はよく試合に出て評価を上げていたようです。
  • FC東京は3連敗中、調子は下降気味か。
  • 特に怪我人が多いわけでもなく、チームとしての伸び悩みが言われています。
  • 長谷川健太監督も4年目。札幌と同様、長期政権の難しさでしょうか。

 

 

2.試合の記憶と感想

 

(1)スタメンと布陣

 

大幅なターンオーバーを行ったカップ戦から中2日、「リーグ戦のメンバー」に戻してきました。

先週の横浜ダービーと比べると、右SBが小池からマツケンに代わり、あとの10人は同じ。

右SBは、水曜のカップ戦で小池と岩田がフル出場したため、コンディションも考慮して、ですかね。

 

FC東京は、今季、基本は4-3-3でやってきましたが、この試合には4-4-2で臨んできました。

普段は左WGのアダイウトンがベンチスタート、代わりに田川が入って左SHを務めます。

右SBがなかなか定まっていませんが、今日は初スタメンの内田を使ってきました。

 

 

(2)前半

 

立ち上がりは、マリノスがプレーの強度で圧倒します。

特にネガトラが素晴らしく、相手に余裕を与えず、まともにサッカーをさせませんでした。

 

そして攻勢の中で、エウベルが右サイドから相手DFをぶっちぎって、ペナルティエリアに侵入。

GKとDFの間を通す低いクロスに、ファーで阿道が詰めて先制します。

エウベルの突破も見事ですが、彼をスペースに走らせて1対1を演出した、マツケンのパスも光りました。

 

早々にビハインドになった東京、攻撃は主に2トップ目掛けてロングパスを入れてきます。

チアゴと槙之輔が競り負けず、序盤はセカンドボールの回収もしっかりできていました。

解説の戸田さんの受け売りですが、パスの出し手へのプレスと最終ラインの上げ下げが両方しっかりできていたので、相手FWをオフサイドポジションに置き去りにして無力化し、競り合いすら許さない場面も多々。

 

ただ、飲水タイム後、東京が前への圧力を強めてきました。

マリノスのビルドアップに少々の困難が生じ、なかなかボールを前に運べません。

ブンちゃんのところ、狙われてましたかね。こちらの左サイドからクロスを上げられて、危ない場面が何回か。

前半の後半、マリノスは我慢を強いられましたが、無失点で折り返します。

 

 

(3)後半

 

攻勢に出たいFC東京の出鼻を、再びエウベルが挫きます。

先制点の再現のように、右サイドで相手DFをぶっちぎり、エリア侵入からの低いクロスにファーで阿道。

この直前にも、右サイドで彼が巧みに相手を剥がしたところから、相手を揺さぶり決定機を演出しています。

エウベルの右WGは、対人の強さ上手さと、利き足ゆえのプレー選択の幅があって、結構いいですね。

 

FC東京は、攻勢をかけるために3枚替え。

切り札のアダイウトンを左WGに投入し、同じく投入した青木をアンカーに、4-3-3に戻してきました。

 

しかし、攻撃の形を作る前に、中盤の底が薄くなった弱点をマリノスが突きます。

マルコスが中央で浮いてしまえば、やはり決定機に直結するボールがぼんぼん出ます。

またしてもエウベル(このときは左WG)が決定機を作り、最後に決めたのも阿道。ハットトリック達成です。

 

こうなると、ドSのマリノスはさらに前向きにプレーの強度を高め、FC東京に攻勢すら許しません。

前後分断した相手の、後ろに圧力をかけ、前はラインを上げて無力化する。それを最後まで続ける。

地上戦では、ピンチの芽を、喜田さんがガンガン潰していきました。

 

 

3.試合を終えて

 

ほぼ完勝ですね。

DAZNで観ていて、戸田さんのお褒めの言葉の数々が、実に心地よく耳に入ってきました。

 

FC東京の堅守速攻には近年苦しめられてきましたが、今日は守備を破綻させ、速攻も許さず。

こちらは好調ゆえの自信と野心に溢れ、あちらは不調のためか色々と精彩を欠いていたこともあるでしょう。

苦手意識を払拭し、逆に相手に「どんどん前に出てくるマリノスは怖い」と思わせるに十分な試合でした。

 

こういう試合を、引き続き見せてほしいですね。

来週の神戸戦、まずは無事に有観客で開催できますように。