新しく買ったソニーのレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G」のテスト撮影を兼ねて東銀座から築地・銀座界隈をお散歩してみました。
築地と言えば、築地本願寺。
建築デザインは古代仏教の聖地に範を求めたインド風。
私のような門外漢には京都の東西本願寺の純日本建築に対抗意識を燃やしているようにも思えます。
築地本願寺は1617年創建。
最初は浅草の近くにありましたが、1617年に明暦の大火で焼失。
再建しようと幕府に土地の提供を願い出たところ、「土地はないから海をやる」と言われ、
しぶしぶ海を埋めて「土地を築いた」のが「築地」という地名の由来とか。
海辺だから魚河岸もできたのね
築地市場跡地は駐車場などの建物を解体工事中。
再開発計画は「参画事業者を絶賛募集中」という段階です。
築地市場の先にある勝鬨(かちどき)橋。
昔は船を通すために橋桁の中央が「ハ」の字にはねあがって開閉していました。
今は開閉しませんが、中心部に開平橋の痕跡が残っています。
勝鬨橋を歩いて渡る人は結構多く、自転車もガンガン通ります。
勝鬨橋から見る隅田川の光景。
ちなみに撮影日は12月12日。
天気は良いけど風は冷たい日でした。
銀座の方向にUターンして築地場外市場を通過。
去年に比べて観光客がずいぶん増えた印象です。
こちらは年末の有楽町恒例、宝くじ売り場の大行列。
たぶん3時間待ちぐらいかと。
ところで新たに購入したレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G」の印象ですが、やはりパワーズームにはなじめません。
ストリートスナップは速写性が命。
パワーズームレンズは起動後にレンズの焦点距離とピントを設定値に自動調整するため、ほんのわずかですがスタンバイに時間がかかります。
それがちょっとイラつきます。
おもに12mmレンズを常用しているため、16mmの画角に不足を感じることも。
次はフォクトレンダーの10mmがほしいと思っちゃう今日この頃
光学性能は優秀で、画面周辺部の画質も良好です。
逆光にも強い。
画質面では12-24mmのSEL1224Gを大きく凌ぎます。
SELP1635Gには絞りダイヤルがあるので絞り優先AEも使いやすい。
ただ、これまでプログラムAEメインで撮影していたため、途中から絞り優先AEだったことを忘れて絞りf8固定で撮り続けるというポカも。
SELP1635Gにはレンズ内手ぶれ補正機能はありませんが、カメラ本体(α7R4)の手ぶれ補正でじゅうぶんカバーできていました。
最後に銀座コリドー街を回ろうと思ったらボヤ騒ぎで通行できず。
現場を走り回っていた小柄な消防士さんが女性だったのには驚きました。
お仕事、ご苦労様です。
善良な横浜市民のわたくしが都民に代ってお礼申し上げます。
おしまい
本日もご覧いただきありがとうございました。