「命の使い方」36 あの日と同じ雪が降る | 命の使い方

命の使い方

2009年8月、急性骨髄性白血病にかかり、2回の再発、非寛解での骨髄移植を経た記録をまとめた「60%の向こう側、20%のこっち側」を掲載しています。今は、闘病と闘病中に起業に挑戦した経緯を踏まえて、生かされた命の使い方を綴っています・・・

2年前の2月、僕はキャリーケースをガラガラと引っ張って、市営地下鉄の桜木町駅から一人ランドマークタワーに向かっていました。初めて借りたオフィスの引っ越しです。手荷物ひとつでガラガラと・・・。

そう、ちょうど今日と同じくらいの雪が降っていました。


骨髄移植から1年半の頃でした。5年生存率20%と言われた割には思い切ったことをしたなと今では思います。今日見た景色があの時と全く一緒。

あれからもう2年経ったのですね。

光陰矢の如し。

今日も1日過ごせたことに感謝いたします。