「命の使い方」28 年の瀬になると | 命の使い方

命の使い方

2009年8月、急性骨髄性白血病にかかり、2回の再発、非寛解での骨髄移植を経た記録をまとめた「60%の向こう側、20%のこっち側」を掲載しています。今は、闘病と闘病中に起業に挑戦した経緯を踏まえて、生かされた命の使い方を綴っています・・・

昔の歌を聴きたくなるのは何故なんだろう?

僕がセンチメンタルになるのは秋ではなくて年末。

僕のイメージでは、年末はいつも寒くて、曇っていて、みんながせわしなくて・・・。。

ああ、終わったなって感じ。

昔を懐かしむ感じ。


じいちゃんやばあちゃんがいて、おばさんがいて、いとこがいて、両親がいて兄弟がいて、

核家族なんて言葉がなかった頃が蘇る。

だから思い出すのは子供の頃に聞いたフォークや演歌。これもまたいいもんだ。


こうしてひとつずつ年を重ねていくのですね。

ようやく今年の年末は、死を考えなくて過ごせそうです。


僕の母親は毎日近くのお地蔵さんにお参りに行ってくれているそうです。

いくつになっても子供は子供のようです。

これは親になってみるとわかります。


ちょっとしんみりな夜でした・・・