2017センター試験 国語・評論 解いた直後のコメントまとめ(2017/1/15) | ふくしま国語塾主宰 福嶋隆史のブログ

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やれやれ。やっと終わった。センター2017国語。評論だけ。評論だけに3時間かかった笑(途中風呂に入ったりしたので実質2時間だが)。
 
というかね。このくらいかけないと、厳密に全選択肢64行=3,200字を検討することなどできないのだよ。本文が4,000字で選択肢が3,200字って何(笑)異常だよねこれ。気が狂うよ。

これを25糞で…否、25分で「解く」なんてのは、無理なんだよ。はなっからね。全部正解できた受験生はもちろん多数いたと思うが、それは「正しい選択肢を選べた」だけであり、「読み解く」ことなど、到底できてはいない。

問2,3,4,5いずれも、対比関係+同等関係の整理を求めている(問5はむろん因果関係も入る)。まあ、その意味では「良問」だと思うよ。でもね、とにもかくにも、選択肢が長すぎ!!! 作った人も気が狂っただろうね(笑)
  
評論ではおそらく問4が最も正解率が低く、20%と見る。次が問5で、30%と見る。あとはまあ似たり寄ったりかな。

本文自体は、「硬質な文章に戻った」とは言うものの、小林秀雄ショックのときにくらべれば、まあまあ分かりやすい。でもね。選択肢が!!! とにかく、選択肢が!!! 狂ってるね。

「~とあるが、これはどういうことか」と問われた時、それが選択式でなく記述設問だとして、いったい誰があの選択肢のように「150字の1文」で答えを作るだろうか。否。誰も作らない。あんな不自然で複雑な長ったらしい文、誰も書かないよ(笑)。あんな文を書くのは、国語力がない子だよ(笑)

読解問題というのはね。解くことによって「すっきり」するものであるべきなんだよ。だって、「解く」のだから。「解く」と書いて「ほどく」と読む。「解す」と書いて「ほぐす」と読む。にもかかわらず、たとえ正解できても余計に糸が絡まってぐちゃぐちゃになった印象で終わる。これぞ、センター国語。

選択肢より本文のほうがまだ分かりやすいよ(笑)
   
正解の選択肢を読んで「ああ、なるほどね! そういう整理をすればいいのね!」と感心することなど、ほとんどない。「まあ、こん中で言えば、これっしょ? ん? これっしょ? ん。」と終わるだけ。それが、センター国語。

2020年改革でどんなテストに変わるのか知らないが、センター試験の異常性をしっかり踏み台にしてくれないと、また新しい異常性へと向かっていくだけのような気がするね。

140字をフルに使い1文で書いたツイートが読みにくいことをご存知のみなさんは、センター試験2017国語評論で目立った3行選択肢がいかに読みにくいかをよく理解してもらえるものと思いますね(笑)。

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