センター国語2015評論(まだ本文しか読んでませんが) | ふくしま国語塾主宰 福嶋隆史のブログ

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センター評論読んでるなう。

センター2015本試・評論。佐々木敦氏『未知との遭遇』より。本文読みました。まだ設問は解いてません(笑)。感想をいくつか。

1)過去のセンター試験とくらべると圧倒的に読みやすい。これでいい。これが、出題範囲とされている「国語総合」「国語表現1」に該当するレベルだと言える。

2)読みやすさの一因は、自身に体験的知識があるから。逆に、twitterやネットに疎い若者にはやや読みづらい部分があったはず。

3)読みやすいとは言っても、試験問題が作成可能な程度には読みづらい(混乱した表現がなければ設問は作れない)。その読みづらさを、体験的知識でカバーできてしまった、ということ。

4)読みやすさのもう1つの理由は、接続詞の多用。ただし、多用しすぎ。特に、逆接が多すぎる。今から、「しかし」など逆接・対比の数をカウントしますよ……
こんなのデータなら一瞬で検索できるんだがな……

文頭「しかし」が9個。文頭「でも」が2個。文頭「けれども」が3個、かな。見逃しがなければ。全部で逆接が14個。で、文章の長さが約4200字。単純計算で、300字ごとに逆接が入っていることになる。むろんそんなに均等ではない。ということは近接した箇所に連続しているということ。

あー目がつかれた。ほかにも、「ではなく」や「よりも」など、文中接続語を入れれば、逆接・対比はかなりの数にのぼる。さらに、「だから」もかなり多い。もはや数える気がしないが。

5)ということで、接続語が多用されている。多すぎるとはいえ、少なすぎる文章よりは、圧倒的に読みやすい。その多すぎる部分が「抵抗」となり、設問作成を可能にする。

6)その意味では、昨年の『漢文脈と近代日本』や一昨年の小林秀雄に対してわき起こった難解批判から振り子的に平易な文章に振れてしまった、と一概には言えない、意図的な文章選定がなされているようにも思える。好意的に受け取るならね。



ダメだ眠い。鳥インフルエンザウィルスが鳥ティラノサウルスに見えた程度には眠い。
うーぬダメだな、1行読むたびに夢の中。眠すぎる。設問はまたこんど。

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