個別指導と一斉指導における、「覚悟」の差 | ふくしま国語塾主宰 福嶋隆史のブログ

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 なぜ塾のほうが学校よりも教師の指導力が上がりやすいのか。
 それは単に「入試問題等のハイレベルな課題を扱っているから」だけではない。
 学校は、生徒が突然やめてしまうということが(原則)ない。
 しかし、塾にはある。
 また、多くの学校は、生徒から授業の対価を直接受け取っているわけではない。
 しかし、塾は直接受け取っている。
 そういう中で、塾教師には「覚悟」が生まれる。
 そういう覚悟をもって臨む状態だからこそ、塾教師の指導力は必然的に上がる。

 もちろん、塾は塾でも、バイト講師などになると、そういう覚悟は薄れる。
 生徒がやめても、自分には大きな影響はない。
 生徒から直接対価をもらうといっても、結局は会社から給料としてもらっているだけ。
 そういう状態であればあるほど、バイト講師の質は下がる。
 バイト講師にも相応の責任を与え、その分の対価を与える。
 そうでないと、覚悟をもった仕事は生まれない。
 安い金でバイト講師を多数雇用し、その講師の数だけ生まれる「個別指導」の場を売りにしている塾は無数にあるが、よほど熱意のある講師でないと、その質はいつでも低くなる危険性を秘めていると言える。

 個別指導ではなく一斉指導に当たる教師は、覚悟が強い。
 なにしろ、目の前にいるすべての生徒が、自分の授業への対価として授業料を払っているのだと思うから。その分だけ頑張らねばと思うから。
 覚悟の度合いは、自分が影響を与える生徒の人数に比例するだろう。
 その意味で、個別指導よりも一斉指導のほうが質が高まる。
 個別指導花盛りの塾業界で一斉指導を断固行える塾というのは、頼もしい存在だと思う。

【一斉指導のメリットは何か? なぜ複数学年同席の一斉指導が成り立つのか?】

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