今日、お二人の可愛い年中さんからご入会のご連絡をいただきました。


先週や先々週に、体験に来てくださった方々です。


お一人は生徒さんのご紹介。

もうお一人はTwitterやHPを見て問い合わせてくださった方。


本当にご縁に感謝です。

この出会いに心から感謝して、お一人お一人を大切に、共に学ばせてくださいね。


 

教室に初めて体験にこられて、ドアを開けられる時、どなたもドキドキされると思います。

これまでの葛藤や不安や悩みのプロセスをお持ちの方も多いでしょう。


○通っていた教室が合わなくてお子さんが行きたがらない。

○共働きや、小さい弟妹がいて、勉強をみる自信がないのに受験などできるのか。 

○メンタル崩壊するような受験沼にはまりそうで怖い


など様々ですよね。

ご紹介の方、新規の方、他塾から転塾してこられる方、いろんな方が私の教室にこられます。


自信がない、、メンタル崩壊中、、大丈夫、大丈夫です。

ダメかもしれない、と思うブロックをはずして、もう一度リセットしましょう! 

こうしなくてはならない、もっと完璧に、もっと努力しないと到底無理、という思い、、もしかしたら誰かと自分を比較してしまったのかもしれないし、お教室やお教室仲間にもしかしたら煽られていたのかもしれない。


そんな思いは捨てましょう。

あなたが選んだ小学校受験です。

どこまでやらなきゃだめよ、と誰も指示してないし、指示されたって、それを聞く必要もそれに揺れる事もないんです。

きっと、最初に思ったはず。

「できる範囲で挑戦してみよう」

それが本当の答えだったはず。


そうなんです、一生懸命、命がけで受験に取り組む保護者もいるでしょう、沼にはまって抜けられない保護者も。

でもそうならないといけないわけじゃなくご自分のできる範囲で自分のペースで、ご自分なりに、ご家族なりに、できる事をして、頑張っていればそれでよいのです。


小学校受験の合否って、工場の製品の生産高の高さと比例している訳じゃない。

たくさん生産したから合格が約束される訳じゃない、、つまりプリントを何千枚やったから合格するわけでなく、沢山の講習をとってお金を外車一台分使ったから合格するわけでもない。


何も努力もせず寝て待っていれば良いのです、、というのではないけれど、ご自分とお子さんの状況に合った中で精一杯できることを頑張れば良いと思うのです。

誰もそれを監視してなどいませんからリラックスしましょう!


だって、本当はそのお子さんの未来は、ちゃんとお子さんが手の中に握って生まれてきていて、ちゃんとなるようになるのです。

そのお子さんの幸せにむけて。


なるようになるはずのないものをなるようにしようと思うと、どこかで歯車が狂ってしまうんです。


もう、未来のドアはちゃんとノックされていますから安心して、日々、できる範囲のことをしていきましょう。


これは生徒さんを見ていて実感です。

合否は小学校受験でははっきり点数化できないんです。

そこが「小学校受験の魔法」であり、「奇跡」であり「魔物」です。


体験にこられたお母様が、号泣される、、そんな事がしばしば私の教室で起こります。


これまで心の中に抱かれていた、不安や迷いや苦しみ、そんな思いが、あふれてこられているのでしょう。


そんな思いがあふれてきたときこそ、私はきっと新しい一歩が踏み出せる素晴らしい事だと思っています。

最高の浄化なのだと思うので、どんなに号泣してくださってもよいし、私まで胸が熱くなり私まで気持ちが浄化される思いで感謝しています。


これまで沢山の保護者の方と出会ってきましたが、最後に念願の学校とご縁をつかめるお母様に共通していることは「ぶれない」ということでした。

情報に惑わされずに、「私はここ」、と、心がグラウンディングされている、地に足をしっかりつけて自分を信じているお母様でした。


比較しない、影響されない、信じる、それが小学校受験の大事な要素なのかもしれません。


長くなってしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。