幸せの種まき(3)

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浄土真宗親鸞会 横浜ミーティングルーム-子犬

「幸せの種まき」も三回目を迎えました。
今日は、布施をする相手についてです。

布施をすることはとっても良いことなのですが、誰にでも与えればよいのでは
ありません。
例えば放蕩息子に金銭を与えればますます堕落しますし、泥棒の手助けをして
よいはずがありません。

お釈迦様は、布施の相手を「三福田(さんふくでん)」と説かれています。

・敬田(きょうでん)・・・敬うべき徳を備えられた方
・恩田(おんでん)・・・ご恩を受けた方
・悲田(ひでん)・・・気の毒な人

最も敬うべき、ご恩を受けているお方は、私達を未来永遠の幸せにしてくださる
阿弥陀如来です。
そして親鸞聖人や蓮如上人など、その阿弥陀如来の御心を伝えてくださった方々。
また、生み育ててくださったご両親や学校の先生、他にも陰に陽にお世話になっている方
もあるでしょう。
悲田とは、病やケガ、災害や貧困などで苦しんでいる人のことです。

布施の相手を田んぼに例えられてるのはなぜでしょう。

農家の人が田んぼに種をまくのを見て、あいつは馬鹿だなあ、あんなところに
種を捨てて、と思う人はないでしょう。
やがて芽が出て成長し実を結んだ秋の収穫は、すべて農家の人のものになるからです。
ちょうどそのように、布施をすれば、その福徳は布施をした人のものになり、やがて大きな
幸せの実を結ぶから、布施の相手を田んぼに例えられているのです。

欲深い私達は、金でも物でも、与えるとつい損をしたように思いますが、逆だと教えられます。
布施の功徳は、幸せとなって必ず布施した本人に現われるのですね。