平場の月
朝倉 かすみ
4年前に読了した作品で今回映画化されたので気になって、また読みたくなった
結末は覚えていてたが
全く中身を覚えてない私、微かに記憶があるのは
強烈なキャラの同級生のウミちゃんとの会話
もっと魅力的な会話があるのに、なんで覚えないのかな
ただ今回も泣けた
前に読んだ時も泣けた

中年男女の平場の愛、いや、平場の月
青砥と須藤
お互い前の結婚相手とはうまくいかなくて
青砥は離婚、須藤は死別
そしてお互い独身で出会った元同級生、
それからの延長みたいに、2人は自然に会った
須藤が癌になって、手術をした
須藤は自分自身が許せないと言う
青砥は会う度に須藤を好きになる
ほんとは中学生の頃からずっと好きだった
病気になったら自分を頼ってくれたらいいのにと思ってる
須藤も青砥には言ってなかったが中学生の頃より好きだった
青砥が思い切って告った
それは、須藤にとって
「それ言っちゃあかんやつ」と言った
須藤は太いと青砥が思った
太いとは、心根がどっしりして、自分の信念がありそれを曲げない事なのかな…と、私は勝手に解釈したが…
須藤は、自分自身のこれからを自分で決めた
青砥は須藤の性格を知っている
どうしたら、お互い幸せになれるのか?
私にはわからない…
でも本人のしたいようにさせてあげのも相手への想いかな
再々編してもまた泣ける、たぶん


