遅咲きのソメイヨシノ
2014・4・10~愛媛・松山市~
すっかり終わっていたかに思えた伊予国のソメイヨシノのシーズン。通勤途中、南堀端と西堀端の角にある木をよく見てみると、咲いたばかりと思われる花がいっぱいの枝があった。それも、まだつぼみの状態のものもある。ビルにさえぎられているからか、陰になっている部分が多い。隣の木はすでに葉桜状態にあったので、なんだか得した気分になった。
新年度が始まり、真新しい制服を着た高校生や中学生をよく見かける。まだ、温暖化という言葉が世の中になかったころは、入学式に合わせるかのように、ソメイヨシノが咲き乱れていたような気がするが、ここ数年を振り返ると、学校の内外にある桜の花はもう散っていているんだよなあ。だから、この堀端の桜のように、ちょっぴり出遅れて咲いているのを見つけると、無性にうれしくなる。
