今頃ソンジェのBirthday① | S.E.C.R.E.TなSUPERNOVA☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/


「甘いケーキが食べたい」


誕生日のプレゼント送るからね。何かリクエストある?
そんな私の質問への答えはすぐに返って来た。



休日には時々こうやって話せそうだよと
久しぶりにかかって来たソンジェの電話は、もう後一週間でソンジェの誕生日だという早朝のこと。


待っても待っても手紙の返事が来ないからプレゼント何がいいかわからなくて困ってたところだったし

困りすぎてもうちょっぴり怒ってて…


怒ると少しさみしさって紛れるんだな…って思ってた矢先の不意打ちのソンジェの生の声はそんなこと何にもなかったみたいに清々しかった。



「甘いケーキとね。葉子がいい」


その「葉子」の、おそらくどんなケーキよりも甘くひそやかに掠れた響きにくらくらしながらも
それに気づかれないように意識して敢えて普通のトーンで答える。

だって手紙の返事、来なかったんだもん…



「ああ~ケーキは何とかなるかもだけど『葉子』は送れないよ」


「ケーキはあれだよ。丸くて大きくてロウソク立てるやつ。それも送れないでしょ。」



ああ去年までの普通に会えてた誕生日が懐かしい。

会えないソンジェの誕生日は
想像もつかなくて
想像したくなくて


久しぶりのこの声だけでもさっきからホントはかなりヤバいのに…

でも泣くもんかとムキになってる。

だって手紙の…返事が… …




「…休みが取れそう」


「えっ?」


「誕生日に休みが取れそう……会えるね。」



それを一番に言ってくれなきゃとか
手紙の返事が~~とかのあれこれが
会えるねのひとことで飛んでしまった。


堰きとめられないくらいの涙はソンジェには見えないから流しっぱなしにしとこう…



「うん」


それだけ言って必死で手のひらで涙をぬぐう。


しばらくの沈黙…



「さっき、葉子怒ってたでしょ」


「……」


「で、今は泣いてる」


「……」



ソンジェはいつもそうだった。

ざっくりあたたかい。

どうして?とか何かあったの?とか
あまり聞いて来ないけど私のちょっとした変化はいつも察知していた。

私から話した時だけやさしいまなざしで聞いてくれて

そしてそんな気持ちにさせてごめんね…って必ず言った。

だからソンジェの隣にいるとどんな感情もしっかり受け止められているような安心感があった。

ああ今も何も変わっていない。



「当たってる」


ふふって笑ってやっぱりソンジェはごめんねと言った。



「何のごめんね?」



答えはわかってたけど聞いてみる。



「そんな気持ちにさせて」



ああこの一連の流れ…


電話なのに抱きしめられてるみたいな気持ちになって体の隅々が反応した。


会いたくて
会いたくて
会いたくて


この2ヶ月はさみしい日々だって
それは充分わかってたつもりだったけど、想像していたよりも私は遥かにさみしかった。


「手紙来ないし」


「葉子はたくさんくれてるのにね」


「読んでるの?」


「うん、読んでるよ。一緒に寝たりもしてる。…なんてね」



私もあなたのTシャツ着て寝てます。


こんなにたくさんどうするの?って言われながらソンジェの部屋からスーツケースにたくさん入れて持って帰ったやつ…


この頃はちょっと寒いけどね…
でもTシャツ一枚。



「じゃあまた書くね」


「うん」


「敷いて眠れるくらいたくさん書くね」



ソンジェはハハハ~と笑って



「そうやってるうちに本当に帰る日が来るかな」



そう言った。




もうすぐ会えるのに


すぐに訪れてしまう別れの時が頭をよぎって悲しくなってしまう。


それはソンジェも同じみたいだった。





②に続く





②は誕生日当日お部屋編です。




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