長男の卒業式でした🌸
567の影響で卒業式が中止・縮小されるなか
長男の小学校も例外ではありませんでした
大きな体育館に
一度に3組の親子だけ入場
一組ずつ卒業証書を授与される
という形
全員での歌や巣立ちの言葉もなし
生徒同士や先生との写真撮影もなし
祝辞も謝辞もなし
ないないない尽くしの卒業式
正直、案内を見た時は
保護者が参加しなくても
たとえ短時間でも
子どもたち同士が最後に顔を合わせられる
そんな機会にしてくれたらいいのに・・・
とも思いました
でもね
体育館に足を踏み入れた瞬間
そんな思いは吹っ飛びました
壁一面の紅白の垂れ幕
音楽の先生がピアノの生演奏で迎えてくださり
壇上の校長先生は一人ひとりのために
卒業証書の文章を読んでくださるんです
70人近い生徒一人ひとりの親子ために
もちろん担任の先生と言葉を交わすこともできません
先生方が子どもの姿を見るのもこの時が最後
だからこそ担任の先生が
壇上に上がった子どもを
精一杯の思いを込めて
名前を読んでくださっている
会場にいてくださる先生方のあたたかいまなざし
人を想うエネルギーってすごい伝わるなって
そんな想いが詰まった
「場」のエネルギーを一気に感じ取り
熱いものがこみ上げて涙が止まりませんでした
関係機関から卒業式の中止を要請される中
1組ずつの卒業証書授与という異例の形は
先生方の
それでもなんとか卒業式をして
送り出してあげたい
そんな想いで叶えてくださったんだと思います
それは持ち帰ったお手紙や荷物からも
伝わってきました
長男の学年に
これまでの6年間
各学年で担任として関わってくださった
異動された先生方からのメッセージ
そこに書かれた文章を読んでいると
学習支援で参加した時の出来事や
参観した時の学校生活の様子が
走馬灯のように思い出され
これまた胸アツに・・・
本当に大事に大事に
そして丁寧に
子どもたちと関わってくださった
先生方に感謝の思いが
いっぱいになりました
もちろんいつも楽しいだけじゃなく
親子で悩んだり迷ったり
時には涙を流したり・・・
そんな日々もあったけど
こんなに愛情いっぱいに
関わってくださったのだから
きっと長男の心の中に
たくさんの成長のタネを
植えてくださっていると思います
長男よ、
こんな環境に身を置けた君は幸せ者だ