みなさんこんばんは サトヨコです。

すっかり初夏の陽気になって、うちの春のお花ももう終わり、植え替えシーズンを

迎えております。


さて、昨日の夜、仲良し後輩Mちゃんとガールズナイト

夜更かし映画祭りで一緒にSATCを見に行ってきました!


内容は、”女子の憧れ、夢、願望を集めたらこうなった“的な、現実ばなれしすぎて

しまった感もいなめなくないですが、ま、あそこまで突き抜けてくれたら

コメディとしてゲラゲラ笑って

夜中のガールズナイトを盛り上げるにはぴったりの映画でした。


で、あの映画を見て思ったのだけれど。

キャリーって、決して正統派美人じゃない。

でもすごく魅力的だし、可愛く素敵な女性像として

みんなに認識されていると思うんだよね。


なんでだろうって思うと、あのどこにでもいる女性が共感できる

キャラクターあってというのは置いておいて、

ひとつの重要な要素として絶対“声”が魅力を底上げしていると思うのは私だけ?


ちょっと高くて鼻にかかっててコケティッシュな感じ。


あの魅力ある声で、ウイットに富んだ会話ができるのが

男性の心をわしづかみにしているのではと推測するわけです。


そんなことを考えていたときに、ふと、大学の心理学の授業で、

面白い実験をやったのを思い出した。

まったく知らない同年代の男女の顔写真と、声を録音させてもらって

まずは、顔写真だけスライドで見せて、その印象を①番~30番まで

紙に書く。たとえば”楽しそう””怒りっぽそう””内気そう”などなど。

で、次に声だけを聞いて、また①~30番まで印象に書く。

で、最後に、声の持ち主と顔を一致させて答え合わせをするんだけれど

顔で“気難しそう”と思った人でも声で”温かそう”と全然印象が違ってて

つまり、人と言うのは“顔”と“声”両方で

その印象を自然に決めているって結果だったんだよね。


で、絶世の美女のように突出して顔の印象がよかったり、ものすごく声がよかったり

すると、そっちの印象が強く残り、全体の印象をぐっと引き上げてくれるんだけれど

圧倒的に”顔がものすごくいい”で、“声の印象が悪い”人よりも

”顔は普通”だけど“声の印象がとても良い“人のほうが全体イメージは高評価だったのだ。


つまり、声は大いにその人の第一印象を左右するということ。


先日NHK特集で松本隆さんを特集していた番組を見ていたときに

さらに“声のマジック”を再認識した。


松本隆さんといえば、松田聖子さん。彼女の透き通るような声は松本隆さんに

男の人が憧れる理想の少女を感じさせたのではないだろうか。

もちろん、外見も可愛いけれど、今から思えばとても甘いあの歌詞は、

聖子ちゃんだからさわやかに、歌いこなせたのだと思う。

そしてそれが男女ともに素直に可愛い女性として映り

人気が出たのではないだろうか。


そして、48歳の今、フリフリの衣装を着て”プリンセス聖子”と名乗り歌を歌っても

受け入れられてしまう可愛さがあるのも、あの声の魔法に

よるところが大きいのではないだろうか。。。なんて推測したり。


薬師丸ひろ子さんもしかり。薬師丸さんも正統派美人か・・・というと違う気がするけれど

あの鈴を鳴らすようなクリアな声は本当に彼女の永遠の可愛らしさを自然にイメージさせる。


故大原麗子さんのようなハスキーだけれど、どこか女性らしい甘いトーンも入っている

声も世の男性たちをノックアウトさせた。


また、面白いことに、先日テレビを見ていたら、日テレのアナウンサーの声質が

みんな驚くほど似ていることを発見した。これはアナウンス部の好みなのか、なにか理由が

あるのかはわからないけれど、Voice Magic効果がなにかあるかもしれない。


やっぱり、声ってすごくすごく重要な気がする。


自分の魅力をどう演出するのか。なりたい方向があるならば

声は大きな武器になる。


少しトーンを変えてみたり、話し方を研究するだけで

永遠の少女にも、一筋縄ではいかない百戦練磨のお姉さまにも

華麗に変身できるのかもしれない。


そんなことを考えた夜でした。


それではみなさん、おやすみなさい。