学校現場での‘不登校支援’の実際も 

たまには書こうと思います。

 

 

初めての方は
まずこちらをご覧ください(*^^*)

 

①不登校のまま元気になろう!

 

②プロフィール

 

 

こんにちは。
学校に戻さない不登校相談の、
臨床心理士 よこちかよこです。

 

 

 

スクールカウンセラーとして 

いちおう‘不登校支援’もしています。 

 

今、‘不登校支援’は過渡期を迎えている

と言えるのではないでしょうか。 

 

以前の記事にも書いたように 

文科省が「学校復帰」

という言葉を使わないと言ったり 

ブログ「文科省が不登校対応歴史的な見直し?!」

 

教育機会確保法ができたり 

 

 

 

 

でも現実は、あいかわらず 

教師は学校に来てほしい 

親は学校に行ってほしい 

というニーズがほとんどです。 

 

当の本人である子どもはどうかと言うと、 

そんな周囲の大人(言い換えれば社会そのもの)の 

ニーズを敏感に感じ取って

「行かなきゃ気分」が優勢になる・・という感じ。 

 

 

それに、これも以前書きましたが 

とにもかくにも他に行き場所がない 

(社会が用意できていない)のだから 

ほんっとーに、いたしかたない( TДT)んです。 

 

 

現実がそうである以上、 

相談者のニーズに合わせて 

相談者の願う解決策への手助けをするのが 

カウンセラーの基本ですから、 

学校復帰へ向けた方策を

一緒に考えたりもします。 

(私は中学校でのSC経験のほうが多いので、 

以下は中学校でのイメージです。 

あ、もちろんこれが支援のスタンダードという

わけではなくて、 あくまで私の場合です) 

 

 

不登校の子本人は

相談にも来ないことが多いので、 

周りの大人(親とか教師とか)と作戦会議します。 

 

休みはじめたきっかけはあるか 

休みだす前の学校での様子 

今はどんなふうに過ごしているか 

そんなことを情報収集して 

支援方針をたてます。 

 

 

ただなかなか、完全復帰に至って支援終了 

とはならないのが、これもまた現実です。 

 

多くは、その子の状態に合わせた部分復帰

をさぐり、 

別室登校したり 

遅刻早退を繰り返しつつ

クラスとのつながりを維持したり 

週に半分は登校、後は休みとか 

そんなふうに部分的に学校を利用しつつ、 

中学卒業後どうするか……考える

ということが多いです。 

 

 

なかには、まったく登校しない(できない)子

もいますが、 

その場合は担任が家庭訪問して

つながりを維持するので 

学校とのつきあいかたを考えるというスタンスで 

支援するのは一緒です。

 

 

心理士としては、 

子どもの状態の見立てと 

周囲の環境の見立ては常にしています。 

 

まれに重篤な精神疾患が隠れていたり 

虐待やDVの問題が絡んでいることが

あるからです。 

 

ただ、そういった問題が大きくないケース 

(発達の偏りとか小さな家族の諍いとかは

どんなケースにもある) 

に関しては、

これは私のスタイルですが、 

子ども本人のカウンセリングはほとんどしません。 

 

不登校以外の問題が大きくない子は、 

フリースクールへ通って元気にやっている子と 

本質的に変わらないと思っているからです。 

 

 

重要なのは、 その子にとっての

‘環境’の方のメンテナンスだと思っています。 

 

それが学校との付き合い方だったり、 

対応する教師への助言だったり。 

 

そして最重要なのは、 

保護者のメンタルを支えること。 

 

過渡期とはいえ(だからこそ?) 

子どもが不登校になったときの保護者の心理的負担

は、まだまだハンパないです。 

 

保護者さんの状況にもよりますが、 

定期的なカウンセリングになることも結構あります。 

 

 

子どもの不登校にまつわる気持ちの負担を 

吐き出してもらうことから始まって、 

特に母は深い自責感に苛まれていることも多い

ので、 そこをほぐすこともよくやります。 

 

自責感=育て方が悪かったのかしら!?

ってやつですね。 

 

また書きますが、ここがほぐれるだけで、 

母子間の緊張もほぐれて 

家族のコミュニケーションが回復し、 

子どもが元気になる(登校するとは限りませんよ) 

ってことはよくあります。 

 

 

つ・づ・く