今日はゆっくり話そう-社会福祉士&精神保健福祉士・ADHD発達障害当事者ヨックスのブログ-

社会福祉士&精神保健福祉士・ソーシャルワーカーヨックスのブログ。ADHD当事者でもあります。現在は休養中。手話学習&聴覚障害者の支援経験あります。いいね&コメントお待ちしています。


テーマ:

オリジナルは2008年9月3日の記事「精神疾患の人がPSWになることについて(改訂)」です。


2008年ミクシイの精神保健福祉士コミュで、ボーダー(解説:人格障害もしくは性格障害と呼ばれる精神疾患)の人がPSWになれるか、なれないかについて議論が交わされていた。

 

自分はボーダーの人と接した経験は少ない。ケースでは2016年現在あったかなと思う程度。ボーダーに当たるような方と接した記憶はいくつかあるけど、断言はできないですね。

 

さて精神疾患である人がソーシャルワーカー/福祉職になれるかどうかについての本題になります。

自分自身が鬱になったり、発達障害者であったりした自分が、今まで福祉の仕事ができてきたのだから、ボーダーの人でも仕事に就くことができればやってみてかまわないと思ってます。

ただし、ここからが肝心なのですが、

自分自身をどれだけ理解しているか、自己覚知できるか、そして自分自身をメンテできるかによると思う。

自分は発達障害者ですが、ある時いったん鬱になった結果、昔に比べどうしてもストレスに耐性がなかったり、疲れやすかったり、集中力が続かなかったりします。そのために人よりもなるべく休むようにしたり睡眠を十分に取ったり。もちろん服薬や通院は継続しています。

自己管理と、自分自身の限界をどれだけ知っているかということが重要だと思います。

 

それと現実問題として、病気をオープンにするかしないかも大きな問題です。ソーシャルワーカーになれたとして、実際患者さんと接するだけじゃないでしょう。家族の人、そして同僚の人との関係があります。例え精神病が専門の病院や施設であっても全ての人が病気に理解してくれる訳じゃありません。
そういう人たちと上手くつきあえるか、という問題が必ず出てきます。

同じ病気の人の気持ちがわかる、からやりたいというのはきっかけとしてはいいですが、時にそれが足かせになるときがあると思います。

同じ精神疾患、ボーダーの人なら同じボーダーの障がいを持つ方と接する立場になったとして、自分と照らし合わせてしまって、深入りしてしまって、体調を崩す可能性があるんじゃないでしょうか。それを乗り越えられるくらい回復していて、且つ自己でコントロールできるならいいですが。
同じ障がいを持っているから、同じボーダーだから、発達障害者だから、同じ障害の援助ができる、理解できるという考えは一度置いておいた方がいいと思います。

 

ここを強調したい理由は、気持ちがわかるという過信はしないほうがいいからです。

自分は昔いじめを受けた経験があり、虐げられた経験をいかに福祉の勉強に、仕事に生かすかを考えながら今まで生きてきました。そこでわかったことは、過去の経験をいくら並べたところで、述べたところで、援助を受ける人にはメリットは無かったこと。大事なのは、その経験をふまえた上での仕事の内容、援助の内容だということが、今までの経験を経て確実に断言できることです。

 

自身の病気のことをいくら並べて述べたところで、実際の仕事が十分にできなければ、接する人には、援助を受ける人には何のメリットもありません。
自己分析をして、自分にできることは何なのかを冷静に考えて、障害を持っている、精神疾患である、だからこそ何ができるか、を見せていただきたい。言葉として、というより行動で示して欲しい。

 

福祉や医療の現場では、障がいを持ちながら、病気に苦しみながらも働く人には、確かに優しいと思います。一般の会社に比べると当事者を受け入れやすい業界ではあると個人的な意見ですが今も思います。
ただ、その中にも理解してくれない人が絶対います。繰り返しですがこれは断言します。その人達とどう付き合うか。どうしましょうか。一番早い方法は結局仕事の内容で評価してもらうしかないんじゃないでしょうか。

 

加えてそのハンディや病気を持っていることが、援助を受ける人のマイナスにならないか、を考えられること。それを大事な考えとして、考えられることが第一じゃないんでしょうか。

 

けっこう厳しいこと書いていると感じるかもしれません。

ただ、当事者だから支援者になりたいという人が増えている最近の状況の中、支援者になりたい当事者はけっこう甘いことを言っている人が多い気がします。例え無知だとしても、です。

特に当事者だからなんでもできる=万能感を強く持って、相談に乗って、でも秘密保持が保てない、なんて感じで、要は自己覚知ができない方がいるんじゃないですか?

 

ピアサポート、ピアソーシャルワーカー、といった言葉が出てくるようになりましたが、自分は少なくとも早い段階で現場にいたと思いますし、その分痛い目見てきました。だからこそ、これからの人にはここまで書いてきたことを是非知ってほしいし、よく考えてほしいのです。

 

反論あれば是非コメント欄に意見下さい。

 

(平成29年6月8日追記 内容はそのままに、フォントに色を付けました。見にくいと思われた方はコメントして下さい。適時直します。)

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

ヨックス(社会福祉士・精神保健福祉士)さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。