ひと雫のチタンを積み上げて、
この、作品は私の長い人生の集大成ともいえる作品です。
いえ、人生そのものをすべて、注ぎ込みました。
ひと雫、ひと雫、
溶けたチタンを積み上げて、
何度も、削り飛ばしては、
積み上げて、
チタンは、ご存じの通り簡単に、私の言う事を聞いてはくれません、
サイズが、3200ミリと長いので、
全体の、バランスがとてもとりずらい造形です。
その中に、
生命感を、表現したかったので、
しなやかな、曲線の美しさにもこだわりました。
そして、
ある一定のラフが出来上がってから、
微妙な、螺旋部分の
長さ、太さ、螺旋の数
その、
螺旋部分は、3個ほど創りました。
その中で、
現在の、螺旋に決めました。
エヴァのファンでもある私なので、
ロンギヌスの槍には、とても思い入れもございます。
それに、何より
エヴァファンの気持ちを裏切りたくないとの思いが
この作品を、完成させるに必要な情熱と根気がつづきました。
何度も、絶望感に襲われました、
特に、研ぎの作業は、1000時間以上をついやしました。
毎日、
チタンのゴキゲンをうかがいながら、
深夜、早朝、まで
気が済むまで、
研ぎ、磨き、研磨、
今回、
このような、
私自身の、限界を突き詰めれたのも、
この、作品を創るのに、
ご協力頂いた、関係者様のおかげだと、
思います。
こころより感謝いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感謝
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・与吉