「作り帯」の研究その1・お太鼓形成タイプ/松葉柄

「作り帯」のもっとも一般的なものは、当然「お太鼓」です。
他の「作り帯」の研究は、また別途に行なうので、
これからしばらくは、一重太鼓の「作り帯」をいろいろ研究してみます。
「作り帯」は「付け帯」ともいい、
結ぶ手間がかからず、素早くお太鼓姿になれることや、
結ぶより、きれいなお太鼓の形をいつも作ることができることから、
けっこう利用している人があるのではないかと思います。
それに年齢があがり、背中に手を回すのがつらい方などにも、
利用されていると思います。
また、ふくよかな方で帯の長さが足りない方も、
利用されています。
今日の材料は、これ。
「お太鼓形成タイプ」で、
4つのパーツからお太鼓が形作られるようになっているもので、
でも、分けるには、胴帯とお太鼓の二つになるというものです。


年齢の高い方向きの「作り帯」です。

サイズを記録しておきます。(すべてセンチ)
胴帯の長さ:142 幅:14
ついている紐の長さ:38(上についていました)
胴帯にはいっている模様の部分の長さ:62
お太鼓の高さ:25 幅:28
たれの長さ:6.5
手先の幅:14


手先は左右1.5ずつ出るようになっていて、
お太鼓の底は左が2センチほど上がるように中でタックがとってあります。
またお太鼓の山は、こんもりとなるように、
内側にタックがとってあります。


高齢の方の帯の特徴として、
背が低くなることから、胴帯の幅が狭めで、
お太鼓の幅も狭めになっています。
この「お太鼓形成タイプ」であれば、
胴帯を巻きつけ、帯揚げをかけた帯枕をして、
帯板をいれて帯締めを締めれば、できあがります。
高齢の方は背中が丸くなっている方もあるので、
お太鼓山が最初からタックをとって形良くできていると、
背中に沿いやすく、きれいな形になります。
自然な出来上がりになれるので、使いやすそうです。
高齢の方に向くこの「お太鼓形成タイプ」、
名づけて「お太鼓形成型・キュート」。
もうちょっといいネーミングを考えよう・・・
ちなみに、12センチのポケットがついています。
手作りするとき、人に頼んで作ってもらうときなど、
参考になるのでは、と思います。
ネーミングについては、後日変更するかも、です。
(´∀`)
※胴帯の紐、下についていると思っていたら、上についていました。
下の方がいいと思うのですが、年配の方には上の方がいいのかな?
それとも、どっちでもいいから上についているのかな?
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