うちのニューフェイスですよ。
こんにちは。
息子の仕事用の靴を見てしまった。
…黄金狂時代のドタ靴…
チャップリンがナイフとフォークで食べていた靴が浮かびました。
靴は、足は、大事にしましょう。
私、咳が残ってるらしいです。
寝てて「コホ」とやってるって。
辛くもなんともないんですが。
ニチニチソウ、クチナシ、ほおづき、
オリーブ。
シクラメンもポインセチアも
クリスマスツリーもないけど、
我が家も12月です。
なかなか総てが落ち着くのは難しいですなあ。
月替わり、師走ですが、
今月中に、つまり今年中に
訳あって伊東の宇佐美に日帰りを決めました。
祖母の地元です。
必ず行きます。
自分の感受性くらい、
自分で守らにゃ、な。
茨木のり子さんのこの詩は、
頭から尻尾までバリバリと美味な
魚の様だ。
自分の感受性ぐらい
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性ぐらい
自分で守れ ばかものよ
茨木のり子 詩集「自分の感受性ぐらい」(1977刊)所収
「現代詩文庫」思潮社にも収録
今月もよろしくお願いします。